DTM雑誌でもお馴染みの、あの小川悦司が解説するコンピュータミュージック...って、こんなに楽しい!
聴き放題・・・などというとYouTubeを連想する人も多いと思いますが、昨今は確かに色々な形で手軽に音楽が楽しめるようになってきています。YouTubeに関して言えば、手軽に昔の貴重な資料を目にすることができる、聴くことができる、そういう意味でも非常にメリットがあるものの、著作権的にクリアできていないアップも多いわけで、音楽を作って売る方の立場からすれば閉口せざるを得ない部分も確かにあるのです。
対して、月々1,280円で1000万曲以上を合法的に聴くことができ、アルバム単位でダウンロードすることもできたnapsterは、我々プロの音楽家にとっても非常に便利なサービスでした。「でした」と書いたのは、このサービスが5月いっぱいで終わってしまうという残念なニュースが飛び込んできたからです。
napsterがサービスをやめる理由を私は知りません。しかし私は以前から採算が合うのだろうかという疑問をもちながらもその恩恵にも預かっていたわけです。
手元にない音資料が簡単に手に入るという部分以外にも、知らないアーティストの楽曲を聴いて、そのCDを買うきっかけになれば良いとも感じてはいたものの、その役目は画像を伴うYouTubeなどで十分にカバーできてしまうということなのでしょうか・・・。
いや、曲はiTunes Storeやmoraで買うからnapsterは無くても良いんだよ・・・皆がそんなリッチとは思えませんが、そうであればまだ救われる気はします。なぜならこれらは著作権的にもクリアですし、基本的に多くの音楽家の許容できる最低レベルの音質を保証しているからです。しかし動画を伴うサービスの音質となるとアップする人によってその価値観は様々ですので、音楽作品としての許容レベル以下のモノも多々あるのです。
CDの売り上げは低迷し音楽ランキングはCDの売り上げよりも着うたのダウンロード数が注目される時代です。確かに高音質なものやアルバムを通してコンセプトを感じさせるようなアプローチは、今は特に求められない時代なのかもしれません。
しかし、作る側の意識がそこをターゲットにしてしまったら音楽はただの消費材になってしまいます。いっそのこと「今時音楽やったって売れないからどうせならもっと好きな音楽やろうぜ」と開きなおってくれれば救われるのでしょうが・・・。
無論、音楽は音質だけで決まるモノではありません。しかし、「低予算だしこの辺でいいよ」という制作側の手抜きを感じることや、「このアーティストのPV面白いから音悪くてもいいよね」という勝手な価値観によるアップロードが、ある意味とても寂しい事に感じる今日この頃なのです。
DTMを習得したキミが活躍できるフィールドは、それこそ無限大!いろんな音楽ジャンルで活躍できる!
「小川悦司がキミの適性をズバリ診断」(第2弾:音楽ジャンル編)にトライすると、活躍分野ごとにキミの適性がズバリ分かるゾ!
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適性度 *** %この時期は毎年プロの現場へステップアップする学生達にいくつかの助言をします。特にDTM系のアプローチで音楽制作をしてきた者達にとっては、今まで主に自分が判断基準だったのが、これからは他人の判断が優先されるようになるわけです。ここでは、そんな人たちに是非覚えておいて欲しい3つのキーワードを紹介しましょう。
ひとつ目は「言葉のベクトルを感じ取ること」です。例えば、「この曲綺麗だよね」と言う部分で意見が一致したとしましょう。でも実のところ、片やメロディーと和音のマッチングやその進行が好みなのに対し、他方は弦の響きや空間処理を含めたそのサウンドの質感のことを言っているようなケースもあります。相手がどのベクトルでモノを言っているかできるだけ正確に把握するようにしましょう。
次に「円滑なコミュニケーションを心がけること」です。例えばレコーディングなどの共同作業で要望を伝える時やNG出しには気を遣うべきです。NG出しをする時は、まずOKの部分を褒めた上で具体的な要望を織り込んで代案を提案するのがベターです。
また、スケジュールを決める時は、自分の都合を主張するのではなく必ず相手のスケジュールも確認し尊重しましょう。「水曜までにお願いします」と一方的に言うのと「水曜までにお願いできればと思っていますが、スケジュール的に可能ですか?」と訊くのでは心象は大きく違うものです。実際の言いまわしはもっとラフでも構いませんが・・・
そして3つめのキーワードは「立場をわきまえる事」です。例えば「曲は任せます」といわれたとします。多くの場合、この「任せる」とは「自由にして良いと」いう意味ではありません。通常「任せる」のは「どうアプローチするかの判断」であり、「最終的な決定権」ではないのです。当然、出来が悪かったり曲のコンセプトが悪ければNGは来ます。「任せるっていったのにNG出された!!」と怒るのはまさに認識不足。仕事をもらう立場である以上、基本的に決定権はないと考えるべきです。
音楽を仕事にできたなら、それはとてもハッピーな事です。しかし仕事と遊びとは違います。“仕事”とは“仕える事”と書きます。「仕事を頂いているのだ」という謙虚な気持ちで事に当たるように心掛けるのが肝要です。そうすれば多くの現場で摩擦係数を低くできるはずです。
そして最後にもうひとつ。音楽が仕事になったら自らを“アーティスト”と呼ぶのはやめましょう。あなたがアーティストかどうかは周囲が決めること。心づもりはアーティストでも構いませんが、自称・・・は格好悪いですからね。
DTMを本気で学びたい!そう思ったキミのために「尚美ミュージックカレッジ専門学校(SHOBI)」という音楽・エンターテインメントの専門学校があります。SHOBI では、本格的なプロの作曲家・アレンジャーを目指す「アレンジ・作曲学科」とインターネット、携帯電話、iPod などを使った音楽配信と音作りを同時に学べる「インターネットミュージック学科」を設置しています。小川悦司先生はSHOBI の講師として、明日の作曲家・アレンジャーを育成しています。興味のあるキミはSHOBI オープンカレッジに参加してみよう!
| アレンジ・作曲学科 | インターネットミュージック学科 | |
|---|---|---|
| 30歳の今からでも始められる | ◎ | ◎ |
| 自己流の経験しかないけど、プロを目指せる | ◎ | ◎ |
| 楽器経験はないけど、作曲・ネット音楽を一から学べる | ◎ | ◎ |
| 音楽以外のいろんな経験も生かせる | ○ | ◎ |
| どうせするなら、本格派の作曲家になりたい | ◎ | △ |
| 音づくりの分野で、手に職を持ってみたい | ◎ | ◎ |
| 映画やドラマのテーマソングまで手がけてみたい | ◎ | △ |
| 大ヒット・ゲームの音楽を自分がつくってみたい | ◎ | △ |
| インターネットの知識がそのまま生かせる | △ | ◎ |
| 音楽ビジネスの会社をネットで起業する準備がしたい | △ | ◎ |
「D-MAC Records」は、尚美ミュージックカレッジ専門学校 アレンジ・作曲学科が持つインディーズレーベルです。学内オーディションにより決定した学生作品を、年に複数回「コンピレーションCD」の形で制作し、完成したCDは、HMV、TowerRecordsをはじめとする全国の大手レコード・CDショップで販売しています。
学生作品を試聴してみる小川悦司先生が教えている、「尚美ミュージックカレッジ専門学校」の学校パンフレットをキミの手元に届けます!
現場で活躍する、作曲やネット音楽のプロがキミからの質問・相談にズバリ回答!気軽にメールを送ってね!
e-mail:dtm@shobi.ac.jp
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