科目名 | ヴォイストレーニング指導法研究Ⅳ |
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担当講師名 | 谷本 真規 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | ヴォーカルコース |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 4年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師はシンガー、作編曲家、舞台俳優、ボイストレーナーの経験があり、30年来発声と身体の研究を続け、現在も多数のプロ育成を担当しています。
授業内容
より深い体や喉の知識と誘導方法を体感し、また客観的に観察して学んでいく
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
発声や歌唱を自己成長と共に深く論理的に理解し、他の生徒の状況を把握しながら客観的にも理解を深めて、指導者の立場から考察できるようになる事。
授業計画
第1回 | 身体感覚と喉感覚を深く捉える プロシンガーの映像から身体の使い方から筋連鎖を考察再確認 |
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第2回 | 映像から学んだ身体の使い方を実践1 表情筋 個別スキルチェック、及び他者のチェック |
第3回 | 映像から学んだ身体の使い方を実践2 姿勢脊椎 個別スキルチェック、及び他者のチェック |
第4回 | 歌唱の上達と声の安定感の関係を深掘り 英語共鳴からしっかりしたフレージング練習1 |
第5回 | 発声の安定感とはどうなることかを深く探り、どのようにアドバイスをすべきかを考える 英語共鳴からしっかりしたフレージング練習2 |
第6回 | 発声や歌唱における使える力と使えない力を深く考察 またどうすれば実践できるのかを考える |
第7回 | 中間試験 課題曲の歌唱 マイク無しマイクありの両方で歌唱 他者へのアドバイスをしてみる |
中間試験評価方法・評価基準 | |
試験 発声の成長度合い 発声の安定感 評価 授業の理解度 声の成長度、歌う箏に対する姿勢 授業に取り組む姿勢 首席日数 試験の結果 | |
第8回 | マイク歌唱 声門の開きと声のグラデーションについて深く学び確実なコントロールを目指す |
第9回 | 中低音域のミックスヴォイスと声門の開きによって声を同一化する練習 |
第10回 | メロディーに対してすぐにハモリをとる練習 コード感覚から声帯振動を感じる練習 |
第11回 | ミックスヴォイス深堀考察1 地声からミックスヴォイスと、ミックスヴォイスからファルセットの転換点の移行と修正の練習1 |
第12回 | ミックスヴォイス深堀考察2 ミックスヴォイスで低音域まで繋ぐ |
第13回 | 音程イメージの強化と、イメージの欠落の結果に気が付く事ができるように集中し従事するトレーニング1 他者の状態も観察し指摘する |
第14回 | 音程イメージの強化と、イメージの欠落の結果に気が付く事ができるように集中し従事するトレーニング2 |
第15回 | 期末試験 課題曲の歌唱 現状の自己分析 今後の個別アドバイス |
期末試験評価方法・評価基準 | |
試験 発声の成長度合い 発声の安定感 技術の習得率 的確なアドバイスができるか 評価 授業の理解度 発声の観察眼のレベル、歌う箏に対する姿勢 授業に取り組む姿勢 首席日数 試験の結果 |