2023年度シラバス

尚美ミュージックカレッジ専門学校

科目名ヴォイス・トレーニングⅢ(ロック&ポップス)
担当講師名嶋村 祐子
学科プロミュージシャン学科
コース
専攻楽器グレード等バンドヴォーカル・シンガーソングライター
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

SONYや東宝芸能、松竹芸能、太田プロダクションなどに所属するアーティストや俳優へのレッスンのほか近年はYouTuberの配信へフォーカスしたレッスンも行っています。
また本校卒業生のバンド『あたらよ』のバンドヴォーカル専攻レッスンを2年間担当。

授業内容

楽器としての身体のトレーニングで声の可能性を広げ楽曲の表現力へつなげる。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

楽器としてのぶれない身体と心を磨き『上手さ』の先にある可能性を広げる。

授業計画

第1回授業内容の説明 自己紹介。
第2回1人ずつ自由曲を歌い自分自身の『現状』を客観的に理解し、今後の『伸びしろ、可能性』を探る。
第3回①『ヴォーカリストは身体が楽器』
呼吸楽器としての体軸。ストレッチ 横隔膜にフォーカスした呼吸法 楽曲への応用
第4回②『ヴォーカリストは身体が楽器』
声を響かせるポイント『SWEET SPOT』を意識する。楽曲への応用。
第5回①『発声にもコードチェンジがある』
表情筋への意識とトレーニング 楽曲への応用。
第6回②『発声にもコードチェンジがある』
表情筋への意識とトレーニング。楽曲への応用。
第7回授業内試験 1人ずつ自由曲歌唱。録画してチェック。
中間試験評価方法・評価基準
楽器としての身体の使い方を意識しながらも伸びやかに楽しく歌っているかを評価します。
出席率30% 平常点30% 試験40%
第8回①音域を広げよう
自分自身で音域に制限をかけていないか テクニック不足?不安感?その原因を探り自由になるためのトレーニング。
第9回②音域を広げよう
全ての音域は『息』で滑らかにつなげる。
第10回③音域を広げよう
ファルセットヴォイスの強化とミックスヴォイス 楽曲への応用。
第11回④音域を広げよう
ファルセットヴォイスの強化とミックスヴォイス 楽曲への応用。
第12回⑤音域を広げよう
中音域低音域の強化 楽曲への応用。
第13回⑥音域を広げよう
全ての音域への滑らかなヴォイス・チェンジ 楽曲への応用。
第14回⑦ 全ての音域への滑らかなヴォイス・チェンジ 楽曲への応用。
第15回授業内試験 1人ずつ自由曲歌唱 録画してチェック。
期末試験評価方法・評価基準
自分の身体と心と声に制限をかけずチャレンジしながらも楽しく伸びやかに歌っているかを評価します。
出席率25% 平常点25% 試験50%