科目名 | インプロヴィゼーションⅢ |
---|---|
担当講師名 | 加藤 直紀 |
学科 | プロミュージシャン学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | ギター |
年次 | 2年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
インストフュージョンバンド「Traffic Information」のメンバーとして、ジャズやロックな様々なジャンルでインプロヴィゼーションを伴った楽曲でのCDアルバム3枚、LiveDVD1枚を発表しています。
授業内容
様々な仕掛けのあるコード進行、楽曲を使って、そのコードプログレッションを理解し、その中でどのようなアプローチでアドリブ、インプロヴィゼーションができるかをを学び、また実践していきます。まずはギタリストに必要な指板上のシステムを徹底的に理解していきます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
メジャースケールのダイアトニックコードでの基本的な5ポジション上で、スケールダイアグラムをしっかり見えるようにし、それぞれの場所でアドリブができるようになること、またモード的な手法でのアドリブができるようになることが主な目標です。
授業計画
第1回 | 1年次に学んだ基礎的なこと(理論やテクニック等)が理解できているかの確認をします。 |
---|---|
第2回 | 「C Major Etude」でメジャースケールを使ったアドリブを学んでいきます。またコードフォームの確認も同時に行います。 |
第3回 | 「A Minor Etude」でナチュラルマイナースケールを使ったアドリブ、またマイナーキーでのドミナントの解決の仕方を学んでいきます。 |
第4回 | 一般的なブルース進行でのアドリブ、メジャーペンタ、マイナーペンタの使い方、よく使うフレージング等を学びます。 |
第5回 | 「A7 Etude」でミクソリディアンを使ったアドリブ、またミクソリディアンでのバッキングの作り方等を学んでいきます。 |
第6回 | 「C Dorian Etude」でドリアンを使ったアドリブ、またドリアンでのバッキングの作り方等を学んでいきます。 |
第7回 | 試験:課題曲でのバッキングとアドリブをします。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
試験60%、平常点20%、出席20%、課題曲(最後の授業で決定)での演奏で該当するスケールを使ってアドリブができているか等、授業内容をどれだけ理解できていたかというところで評価します。また授業態度、出席率も併せて評価します。 | |
第8回 | 「A Lydian Etude」でリディアんを使ったアドリブ、またリディアンでのバッキングの作り方等を学んでいきます。 |
第9回 | 「C Major系Mode Etude」でメジャー系のモードを使ったアドリブ、スケールチェンジの仕方を学んでいきます。 |
第10回 | 「C Major系Mode Etude」でメジャー系のモードを使ったアドリブ、スケールチェンジ、ブルースフィーリングの入れ方を学んでいきます。 |
第11回 | 「C Minor系Mode Etude」でマイナー系のモードを使ったアドリブ、スケールチェンジの仕方を学んでいきます。 |
第12回 | 「C Minor系Mode Etude」でマイナー系のモードを使ったアドリブ、スケールチェンジ、ドミナントでの処理等を学んでいきます。 |
第13回 | 「Am 16Beat Etude」でよく使われる循環コードでのカッティングによるバッキング、アヴェイラブルノートスケールを使ったアドリブを学びます。 |
第14回 | 「Am 16Beat Etude」でよく使われるコード進行でのカッティングによるバッキング、アヴェイラブルノートスケールを使ったアドリブ、ジャズ的アプローチの仕方を学びます。 |
第15回 | 試験:課題曲でのバッキングとアドリブをします。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
試験60%、平常点20%、出席20%、課題曲(最後の授業で決定)での演奏で該当するスケールを使ってアドリブができているか等、授業内容をどれだけ理解できていたかというところで評価します。また授業態度、出席率も併せて評価します。 |