2023年度シラバス

尚美ミュージックカレッジ専門学校

科目名言葉の基礎Ⅱ
担当講師名小山 みか
学科声優学科
コース
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期秋学期
授業の形態講義

担当科目に関連する実務経歴

講師はプランダス(株)に所属し、外国映画、アニメ、ナレーション等声優として、MCや古典朗読の舞台公演、無声映画の活動弁士等の実務経験を持ちます。

授業内容

春学期に続き、徹底した基礎技術を身に付けます。練習課題(サブテキスト)も豊富に提供して、日本語の文化を学びながら美しい日本語を使いこなせるようにします。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

アクセント、母音の無声化、文節の切り方等言葉の法則を確実に覚え、実際に使いこなせるようにします。

授業計画

第1回単子音練習その1「sa行」。前期の復習と確認。舌を使う音を正しく発音します。
第2回単子音練習その2「ta行」。更に滑舌を良くする為に、アクセント、長音を確認して行えているかを学びます。
第3回単子音練習その3「da行」。舌を強く使って発音。法則を理解し、実際に言えるかを学びます。
第4回単子音練習その4「na行」。呼吸と合わせてしっかり発音。舌の筋力がついていないとしっかり発音できないので、確認して練習します。
第5回単子音練習その5「ha行」。更に口中で作る音の練習と、正しい発音を学びます。
第6回ヒヤリングテスト。強化箇所の再履修と、ヒヤリングで法則が聞き取れるかをチェックします。
第7回3クオーターの総括筆記テスト。今までやった事が理解できているかを確認します。
中間試験評価方法・評価基準
出席点50%:平常点30%:試験20%
繰り返し練習が出来ているかを確認し、正しいアクセントと美しい日本語の発音が身についているかを評価します。
第8回3クオーターの復習と確認。単子音練習その1「pa行」。単子音練習題を進め、合わせてサブテキストを練習。唇を使う音を学びます。
第9回美しい日本語を話す為に。単子音練習その2「ba行」引き続き単子音練習題を行い、早口言葉、畳語集と合わせて、音を正しく作れるようにします。
第10回母音、単子音練習題その3。正しい発音は、口唇、下の筋力が無いとできないので、筋力アップを図ります。
第11回単子音練習その4「ja行」。半母音を学びます。唇の筋力がついているかを確認し、はっきり発音します。
第12回単子音練習その5「ra行」「wa」。舌を使う音、唇を使う音を学びます。息を通す場所を確認しながら姿勢や筋力も合わせて習得します。
第13回その他の音の練習。舌も唇も練習を続けないと筋力維持できないので、はっきり発音できるように繰り返し練習します。
第14回ヒヤリングテスト。ヒヤリングで法則が聞き取れるかをチェックします。
第15回4クオーターの総括筆記テスト。総合チェック。
期末試験評価方法・評価基準
出席点:50%:平常点30%:試験20%
・母音の口形を確実に
・呼吸、発声と長音の確認
各課題や進み具合は、状況により適宜変更することがあります。

特記事項

授業では、アクセント辞典を使用するので、事前に各自用意しておいてください。
必要な際は、遠隔授業として行うことがあります。