科目名 | 朗読Ⅰ |
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担当講師名 | 成田 浬 |
学科 | 声優学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 1年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
「野菊の墓」伊藤左千夫/「りゅうの目のなみだ」浜田広介/「山椒大夫」森鴎外/「少年探偵団」江戸川乱歩/「ひやめし物語」山本周五郎/以上、演劇倶楽部「座」詠み芝居。「動員挿話」岸田国士/Mandala Presents 岸田国士を読む。「手紙ー届かなかったラブレター」得丸伸二/TB スタジオ企画 等。
授業内容
古今東西の優れた作家の文章を読むことで、 現代を生きる自身の言語感性を磨きます。また朗読に必要な呼吸、発声、肉体づくりを行います。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
朗読を通して作者の思いと意図を感じ取り、音読と朗読の違いを認識しながら適切に文章を読むことで、自らの心が動く喜びを感じられるようになる。 また人前で声を発することの心地よさを感じられるようになると同時に、しつかりとした声を出し言葉を人に届けるために必要な肉体、姿勢、呼吸、発声を習得する。これらを通して、今を生きる現代人として、時代と社会を生き抜く力を身につけてもらいたいと思っています。
授業計画
第1回 | 自己紹介を通して、自らの現状の言語状態を確認します。 |
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第2回 | 呼吸と声の関係を学びます。 |
第3回 | 肉体と声の関係を学びます。 |
第4回 | (簡単なテキストを使いながら)発声します。 |
第5回 | (簡単なテキストを使いながら)姿勢の確認をします。 |
第6回 | (簡単なテキストを使いながら)滑舌の癖を確認します。 |
第7回 | (簡単なテキストを使いながら)第6回までを、改めて確認します。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
出席点50%、通常点30%、試験20%。 本人の成長意欲が、こちらに感じられるところまで出ているかを見たいと思います。 | |
第8回 | テキストを用いて朗読します。 |
第9回 | 作者の文体、思考、言葉の使い方を学びます。 |
第10回 | 登場人物を分析し、役を演ずることに挑戦します。 |
第11回 | 役を深め、キャラクターを掴むことに挑戦します。 |
第12回 | 相手役の言葉を心で聞くことを体感してもらいます。 |
第13回 | 自分と相手の役を通して、物語を進めていきます。 |
第14回 | 繰り返し読み込みます。 |
第15回 | 試験で成果を見ます。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
出席点50%、通常点30%、試験20%。 課題に取り組む意欲・姿勢があるか、知らない事を知る喜びを感じているかを見ます。 |
特記事項
必要な場合はオンラインレッスンでの対応を予定しております。
授業の進捗具合によっては、内容の変更も検討して対応します。