科目名 | 言葉の基礎・応用編Ⅱ |
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担当講師名 | 小山 みか |
学科 | 声優学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 2年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師はプランダス(株)に所属し、外国映画、アニメ、ナレーション等声優として、MCや古典朗読の舞台公演、無声映画の活動弁士等の実務経験を持ちます。
授業内容
前期の習得成果を踏まえて、より高度な文章の読みを習得します。プロにとって最も必要な文章や台詞等の読みの基礎を確実にし卒業後に生かせるよう、現場で自信を持って表現できるようにします。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
・すべての音の正しい発音の習得を目指します。
・正しい法則による長文音読の完成を目指します。
・アクセントの徹底習得と、美しく正しい日本語を使って、自在に文が読めるようにします。
・収録や表現の現場で求められる読みを身につけることができます。
授業計画
第1回 | 前期の復習と確認、長文の音読:サブテキスト「物語」等 |
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第2回 | 複合子音練習と解説文を読む、その1「bj、Fj」:引き続き複合子音練習題を行います。 |
第3回 | 複合子音練習と解説文を読む、その2「mj、rj」の拗音:正しく伝わる基礎的な読みを理解し実習します。 |
第4回 | 複合子音練習と解説文を読む、その3「w」の拗音:日常使わない用語を多く含んだ文の読みを実習します。サブテキスト「日本の文学者エッセイ文」等 |
第5回 | 複合子音練習と解説文を読む、その4「ンの練習」:難しい文章を軽く読める力を付けます。 |
第6回 | リスニング・スピーキングテスト:法則が聞き取れるか、正しく話せるかをチェックします。 |
第7回 | 総括テスト:実力の確認。正しい法則やアクセントを基に、様々な文や台詞を表現できるよう学びます。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
出席点50%:平常点30%:試験20% 長文を読む力がついているか、内容の理解によるブレスの取り方が見極められるか、総合的な基礎力は身についたかをチェックします。 | |
第8回 | 3Qの復習と確認、複合子音練習:複合子音練習題を進め、合わせてサブテキストを練習します。 |
第9回 | 複合子音練習と長文を読む、その1「促音の練習」:引き続き練習題を行います。 |
第10回 | 複合子音練習と長文を読む、その2「長音の練習、同義語のアクセント」:長文を正しいアクセントと法則で音読できる様実習します。 |
第11回 | 物語文での応用その1:自在に正しいアクセントや法則を使って表現できているかをみます。サブテキスト「物語文」。 |
第12回 | 物語文での応用その2:多様な感情を込めた際にも、法則通り読めているかをみます。 |
第13回 | 解説文での応用:これまでの授業で学んだ事をまとめて文を読んでみます。 |
第14回 | 総括テスト:総合チェック 1年次に学んだ基礎、2年で学んだ応用の練習問題をまとめた筆記試験を行います。 |
第15回 | リスニング・スピーキングテスト:聞いたアクセントをすぐに直せるか、使って台詞を言えるかをチェックします。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
出席点50%:平常点30%:試験20% 言葉を使って仕事をするにふさわしい基礎力がついているか、今後伸びる可能性があるか、更に、日常の自主練が身についているかを合わせてチェックします。(各課題や進み具合は、状況により適宜変更することがあります) |
特記事項
授業では、アクセント辞典を使用するので、事前に各自用意しておいてください。
必要な際は、遠隔授業として行うことがあります。