科目名 | ナレーションⅡ |
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担当講師名 | 茂木 たかまさ |
学科 | 声優学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 2年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は株式会社マウスプロモーションに所属し、吹き替え・アニメ・ゲーム・ナレーション等での声優としての実務経験を持ちます。
授業内容
これまでの授業で学んだことを踏まえつつ、より実践的な内容のナレーションに挑戦していきます。難しい文章や言葉が多くなってきますが、しっかりとそれらを乗り越えていきましょう。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
作品に込められた想いを意識し、それらをきちんと「伝える」表現に繋げていけるようになることを目指します。また、多様な作品に触れることで自分の苦手な分野を把握し、卒業後も「どう努力・克服していくか」という課題も見つけていきます。
授業計画
第1回 | CMナレーションに挑戦します。きちんと商品説明ができているか意識しましょう。 |
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第2回 | 実際に録音してみます。自分の声で流れたCMがちゃんと自分に伝わってくるか確認しましょう。 |
第3回 | 別のジャンルのCMナレーションに挑戦します。短い文章ですが、気を抜かないようにしましょう。 |
第4回 | 実際に録音してみます。映像を見た人が、作品に興味を持ってくれるか確認しましょう。 |
第5回 | ヴォイスオーバーのナレーションに挑戦します。原音の上に日本語を乗せるということにも慣れていきましょう。 |
第6回 | 実際に録音してみます。違う言語のリズムに引っ張られず、きちんと内容を表現することを意識できたか確認しましょう。 |
第7回 | 中間試験:課題の原稿を読んでもらいます。今までやってきたことを思い出し、自信をもって試験に臨みましょう。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
実技試験を行います。試験では「声量」「滑舌」「作品の理解度」「表現の工夫」を主にみていきます。 出席率:20% 授業態度:20% 授業課題:20% 試験課題:40% | |
第8回 | イベント用PVのナレーションに挑戦します。ユーモアを忘れず、しっかりとメリハリの利いた作品づくりを心がけましょう。 |
第9回 | 引き続きイベント用PVのナレーションに取り組みます。言葉の端々までしっかり発生することを忘れないようにしましょう。 |
第10回 | バラエティ番組冒頭のナレーションに挑戦します。聞いている人を引き込む工夫を模索しましょう。 |
第11回 | 引き続き番組冒頭のナレーションに取り組みます。文章の枠に囚われず、さらに思い切った表現に挑戦しましょう。 |
第12回 | 引き続き番組冒頭のナレーションに取り組みます。今までと違うアプローチの仕方がないか、改めて考えてみましょう。 |
第13回 | 医療もののナレーションに挑戦します。専門的な言葉が多いですが、苦手意識を持たないよう注意しましょう。 |
第14回 | 引き続き医療もののナレーションに取り組みます。難解な文章をいかに表現するか、日ごろの努力の見せ所です。 |
第15回 | 期末試験:課題の原稿を読んでもらいます。今まで得てきたすべての技術と知識を出し切って、一年間の集大成を見せてください。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
実技試験を行います。試験では「声量」「滑舌」「作品の理解度」「表現の工夫」を主にみていきます。 出席率:20% 授業態度:10% 授業課題:30% 試験課題:40% |
特記事項
授業内容は、理解度や進行度によって変更になる場合があります。
授業は対面式ですが、特別な状況下においては遠隔レッスンにて対応いたします。