科目名 | スタッフワークⅠ |
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担当講師名 | 石井 為人 |
学科 | ヴォーカル学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 1年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は音楽業界において、プロデュース、アレンジ、作曲、演奏活動の経験を持ちます。
授業内容
ライブコンサートに必要なことを学びます。1.企画 2. リハーサルに必要な音響機器の使い方 3.選曲 4.演出 5.スケジュール決め 6.音飼料の提出 7.譜面作成 8.バンド、照明、ライブハウスとの打ち合わせ 9.衣装合わせ などの具体案とライブの実践を行います。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
フレッシュライブの企画と実践。
授業計画
第1回 | 授業内容の説明。フレッシュライブの趣旨説明。企画に必要な事柄の説明。マイクの取扱い方、マイクスタンドの設置の仕方、ミキサーの使用法の説明です。 |
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第2回 | フレッシュライブのための選曲のコンセプトの説明です。カラオケとライブの違いや観客を意識した選曲とは何かを考えます。 |
第3回 | リハーサルや本番で使う機材の説明です。まずはマイクについて、ダイナミックマイクの特性、使い方、接続の仕方を覚えます。 |
第4回 | 機材の使い方で学んだことを使いつつ、実際にミキサーに接続、ミキサーのオペレーションを覚えます。 |
第5回 | 機材の使い方で覚えたことをリハーサルの実践で活用します。その際に起こることに対処する知識を学びます。 |
第6回 | リハーサルのスケジュールの作成。選曲の見直し。曲順のたたき台を作ります。一歩ずつ本番のシミュレーションをします。 |
第7回 | ライブに参加する仲間の個性や傾向をお互いに理解し、1時間半のステージをどのように構築するかを考えます。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
ライブ企画の初級編です。初めて覚えることが多い中、いかに相手のことを考えながら全体を考えられるかが重要になります。加えて選曲、曲順、チーム分け、機材の使い方、スケジュールの立て方、クラス間のコミュニケーションの具体的な方法を考えて実行していけるかどうか、それぞれの学生の持っている才能や特徴をお互いに限られた時間の中で捉えていけるかが目標です。出席50%、実技50%で評価します。 | |
第8回 | 1クォーターで練った企画を発展させていきます。今の時代の現場を考えながら独自の案を練り直し、修正を加えていきます。 |
第9回 | 音楽のジャンルを考えてみましょう。知らないジャンル、ルーツミュージックなど、より幅広く音楽を考えていきます。 |
第10回 | リハーサルに必要な音源データの作り方を覚えます。 |
第11回 | ステージングを考えながらのリハーサル実践を行います。立ち位置、バミリ、マイクを使ってのパフォーマンスを練習します。 |
第12回 | 曲順の最終見直し段階に入ります。オープニングからエンディングまでの流れを確認していきます。 |
第13回 | バンドとのコミュニケーションを行います。それぞれの曲のテンポ、構成などパフォーマンスと共に作っていきます。 |
第14回 | 本番を想定してのリハーサルを行います。バンドやオケの音出しのためのキューを確認します。 |
第15回 | 衣装、照明、MC、マイクの受け渡し、振り付け、モニターの音量確認など、これまで準備したことを確認してから、いよいよ本番です。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
前クォーターで学んだことの実践です。本番に至るまで様々なトラブルが予想されます。譜面の書き直し、振り付けの見直し、衣装と照明の関係、司会の内容など、多くの修正点を補正しながら、いかに会場の観客との一体感を生み出すかが目的です。それぞれの役割を理解し行動しているかが評価の対象です。出席50%、実技50%で評価します。 |