科目名 | スタッフワークⅡ |
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担当講師名 | 石井 為人 |
学科 | ヴォーカル学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 1年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は音楽業界において、プロデュース、アレンジ、作曲、演奏活動の経験を持ちます。
授業内容
バレンタインライブ企画と実践。企画に必要な事柄の説明。選曲の趣旨。P.A(Personal Adress)の説明と使用法。マイクの取扱い方、マイクスタンドの設定の仕方、ミキサーの使用法、フェイダーによるバランスのとり方、リハーサルに必要な案件の説明。リハーサルのスケジュールの決め方、バンド譜の書き方、バンドとのコミュニケーションの取り方など、春学期からの応用編です。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
バレンタインライブの趣旨を理解する。参加者のそれぞれの役割を理解し、コミュニケーションをとる。選曲の趣旨を理解し、観客を意識したプログラムを考える。参加者とのコミュニケーションを取りつつ本番までの変化していく企画を共有する。リハーサルの日時、場所を決め、バンド譜、照明案を考え演出を構築する。リハーサルに必要な機材の使用法を覚えるなど、本番を迎えるに必要な事柄の理解と実践を目標とします。
授業計画
第1回 | バレンタインライブのコンセプトについて話し合います。サブタイトルについても話し合い、選曲のアイデアを出していきます。 |
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第2回 | バレンタインというイベント性、季節などを考えながら選曲の絞り込みをしつつサブタイトルを決めていきます。 |
第3回 | 春学期で学んだ機材の使い方を復習しながら、更にイコライザー、ハウリング防止のための対策を覚えます。 |
第4回 | 前回で学んだことをベースに、空間系のエフェクトの使い方、ミキサーのエフェクトセンドリターンの回路を覚えます。 |
第5回 | 機材の使い方で覚えたことをリハーサルの実践で活用します。その際に起こることに対処する知識を学びます。 |
第6回 | リハーサルのスケジュールの作成。選曲の見直し。曲順のたたき台を作ります。一歩ずつ本番のシミュレーションをします。 |
第7回 | ライブに参加する仲間の個性や傾向をお互いに理解し、1時間半のステージをどのように構築するかを考えます。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
ライブ企画の初級編です。初めて覚えることが多い中、いかに相手のことを考えながら全体を考えられるかが重要になります。加えて選曲、曲順、チーム分け、機材の使い方、スケジュールの立て方、クラス間のコミュニケーションの具体的な方法を考えて実行していけるかどうか、それぞれの学生の持っている才能や特徴をお互いに限られた時間の中で捉えていけるかが目標です。出席50%、実技50%で評価します。 | |
第8回 | 前クォーターで練った企画を発展させていきます。現代の現場を考えながら独自の案を練り直し、修正を加えていきます。 |
第9回 | 実際に行われているバレンタインライブを参考に、独自のコンセプトを練り直します。ストーリー性なども考えてみます。 |
第10回 | 選曲した楽曲を必要に応じてパート分けしていきます。コーラスなどのアレンジも考えていきます。 |
第11回 | お互いのリハーサルを記録し、気づいたこと、改善できることを見つけ、具体的なアドバイスを行います。 |
第12回 | 曲順の最終見直し段階に入ります。オープニングからエンディングまでの流れを確認していきます。 |
第13回 | バンドとのコミュニケーションを行います。それぞれの曲のテンポ、構成などパフォーマンスと共に作っていきます。 |
第14回 | 本番を想定してのリハーサルを行います。バンドやオケの音出しのためのキューを確認します。 |
第15回 | 衣装、照明、MC、マイクの受け渡し、振り付け、モニターの音量確認など、これまで準備したことを確認してから、いよいよ本番です。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
前クォーターで学んだことの実践です。本番に至るまで様々なトラブルが予想されます。譜面の書き直し、振り付けの見直し、衣装と照明の関係、司会の内容など、多くの修正点を補正しながら、いかに会場の観客との一体感を生み出すかが目的です。それぞれの役割を理解し行動しているかが評価の対象です。出席50%、実技50%で評価します。 |