尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科
管弦打楽器学科[2年制]
音楽総合アカデミー学科管弦打楽器コース[4年制]

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【特別講座レポート】バイエルン放送響 首席トロンボーン奏者、トーマス・ホルヒ氏による公開講座&ミニコンサート

本日、バリオホール(SHOBI 本館2F)にて、バイエルン放送交響楽団首席トロンボーン奏者、トーマス・ホルヒ氏による公開講座&ミニコンサートを開催しました。

まずはミニコンサートからスタート。
「私がとても大切にしている曲を演奏します。この作曲家の作品は”無機的だ”なんて言われたりもしますが、決してそれだけではなく、暖かい部分もあるのだ、ということを伝えたいです。」という言葉に続いて演奏されたヒンデミット作品に始まり、バーンスタインの小品他数曲が約30分間に渡り演奏されました。

続いて、トロンボーン公開講座がスタート。
まずは、管弦打楽器学科1年・西田真南さん、音楽総合アカデミー学科(管弦打楽器専攻)3年・濱田伸吾君のソロレッスンです。
西田さんは「Concerto for Tronbone」(N.Rimsky-Korsakov)、濱田君は「Trombone Concertino」(F.David)を取り上げ、それぞれ、演奏に関する解釈やコントラストの付け方、毎日やるべき基礎練習の方法についてアドバイスをいただきました。

ソロレッスンの後はアンサンブルレッスン。
トロンボーンカルテットの取り上げた「天地創造」(ハイドン)、トロンボーンクワイアーが取り上げた「パッサカリアとフーガ」(J.S.バッハ)について、音色の変化の付け方や表現の仕方を中心に、実演を交えて丁寧に指導して下さいました。
公開講座終了後はサイン会!大勢の学生がホルヒ氏のCDを片手に列を作っていました。

【トーマス・ホルヒ プロフィール】
ドイツ生まれ。ケルン音楽大学で学ぶ。ドイツARD国際コンクールでドイツ人として初めて入賞。故・カラヤンの下、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・トロンボーン奏者を務め、1990年よりバイエルン放送交響楽団 首席トロンボーン奏者。