【イベントレポート】第3回 SHOBI ウインドコンサート
2007年2月3日、大田区民ホール「アプリコ」にて、第3回SHOBI ウインドコンサートが開催されました。出演バンドは、伊藤透/管弦打楽器専攻Bバンド、塩谷晋平/管弦打楽器専攻Aバンド、藤田達朗/尚美マーチングバンド、佐藤正人/吹奏楽専攻ウインドオーケストラの計4 つ。それぞれ、通常の実習授業のために編成されているバンドです。
今回は吹奏楽専攻ウインドオーケストラにサクソフォーンプレイヤーのオリタノボッタ氏(米米クラブ・BIG HORNS BEE所属/本学特別講師)を迎え、この演奏会を豪華なものにしていただきました。
■伊藤透/管弦打楽器専攻Bバンド
コンサートは伊藤透先生が指揮・指導する管弦打楽器専攻Bバンドからスタート。「歌劇”ムラダ”より」(R.コルサコフ)、「序奏とアレグロ」(天野正道)と堅実な演奏が続き、ギリングハムの「ウィズ・ハート・アンド・ヴォイス」でじっくり、そして華やかに聴かせます。
■塩谷晋平/管弦打楽器専攻Aバンド
次に登場したのが塩谷晋平先生指揮・指導の管弦打楽器専攻Aバンド。「ニュルンベルグのマイスタージンガー」(ワグナー)、「小フーガ ト短調」(J.S.バッハ)、「”幻想交響曲”より」(ベルリオーズ)といったクラシックの名曲を確かな技術で演奏しました。
■尚美マーチングバンド(指導:藤田達朗)
休憩をはさんだあとは藤田達朗先生指導の尚美マーチングバンドが登場。アレンジ・作曲学科 比嘉祐太君が作曲・構成した「Time and Memory」の演奏にのせて「Blast!」顔負けの(!?)パフォーマンスを披露しました。
■佐藤正人/吹奏楽専攻ウインドオーケストラ
そしてトリに登場したのが、佐藤正人先生が指揮・指導する吹奏楽専攻ウインドオーケストラ。演奏は、華やかな「ファンファーレ”S-E-A”」、ブ厚いサウンドの「AWAKENING」(鈴木英史)、和太鼓2台が付け足された今回限りの”改訂版”「写楽」(高橋伸哉)、そして、ゲストプレイヤー オリタノボッタ氏を迎えた「Spring is coming with East Wind」(飯島俊成)&「コンチェルト・グロッソ」(天野正道)と続きました。会場からは「この曲かっこいい!」「あんな演奏したいな〜!」といった声も。
最後はアンコールとしてオリタ氏作曲(樽谷雅徳編曲)の「Tears of Moon」と高橋伸哉氏の名作「K点を越えて」(1999年度課題曲)が演奏され、約3時間のコンサートの幕を閉じました。