管弦打楽器学科の授業のために結成されている「管弦打楽器専攻Ａバンド（指揮・指導：喜多原和人）」「管弦打楽器専攻Ｂバンド（指揮・指導：伊藤 透）」「吹奏楽専攻バンド（指揮・指導：佐藤正人）」（※）と、今回のために特別結成された「卒業生バンド（指揮：坪能克裕学院長、坂井貴祐、渡部哲哉）」が合同でコンサートを行いました。
吹奏楽専攻バンドではゲストにサクソフォーンプレイヤーの新井靖志氏（SHOBI卒業生、シエナウインドオーケストラコンサートマスター）を迎えドビュッシーの「アルトサクソフォーンと管弦楽のための狂詩曲」を演奏した他、八木澤教司氏の「稜線の風」、天野正道氏の「交響組曲第10番“BR2”〜鎮魂歌〜」を取り上げ、演奏後には来場していたそれぞれの作曲者が曲の解説を行うという豪華なものになりました。
さらに「卒業生バンド」では、坂井貴祐氏の「セレモニアル・マーチ」（2000年JBA下谷賞受賞曲、2005年度中部日本吹奏楽コンクール課題曲採用）、渡部哲哉氏の「ジョイフル・ポケット」（2002年JBA下谷賞受賞曲）といった卒業生の作品を取り上げ、作曲者・指揮者・演奏者すべてを尚美出身者で独占、最後には「東京ミュージック＆メディアアーツ尚美」学院長である坪能克裕氏（作曲家）が指揮を振って締めくくるという、まさに「尚美ならでは」のコンサートとなりました。（場所：北とぴあ さくらホール）

[※ この他に「Ｓバンド」と呼ばれるバンド[＝尚美ウインドオーケストラ（指揮・指導：小澤俊朗）]が存在しますが、こちらは2月13日に単独の演奏会が予定されています。]