モーツアルトの「フィガロの結婚」序曲で幕を開けたサマーコンサート。プログラム前半は、ディプロマコース声楽専攻生をソリストに迎えてモーツアルトの歌劇抜粋です。まず、ディプロマコース2年在学中・上原奈津美さんのソロで、「ドン・ジョバンニ」から「ぶってよマゼット」を、続いてディプロマコース3年在学中・相川知子さんのソロで「コシ・ファン・トッッテ」から「巌のように」を、そしてディプロマコース3年在学中・若井有里亜さん、同じく3年在学中の杣友惠子さんの二重唱で、「コシ・ファン・トッッテ」から「妹よ、見てごらん」（写真・上中央）を演奏しました。その後、休憩を挿んでチャイコフスキーの交響曲第5番。ゲストコンサートマスターに東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団コンサートマスター・浜野考史氏を迎えての熱い演奏となりました。（本館2F／バリオホール）