尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科
管弦打楽器学科[2年制]
音楽総合アカデミー学科管弦打楽器コース[4年制]

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【特別講座レポート】鈴木孝佳(“TAD”鈴木)先生 吹奏楽特別講座

2014年5月13日、吹奏楽演習(担当:佐藤正人先生)の授業で”TAD”鈴木こと鈴木孝佳氏をお招きし、SHOBI ウインドシンフォニーを対象に合奏を指導していただきました。

イーストコーストの風景(N.ヘス)とラッシュモア(A.リード)を取り上げ、楽器ごとに音量が異なることを前提にしたダイナミクスの考え方や、機械的でなく”生きた”テンポ感の重要性など、理論と経験に基づいた演奏や合奏指導の方法を、時には料理や洋服など身近な体験に喩えて解りやすく教えてくださいました。

2時間半に及ぶ講座でしたが、演奏家を目指す学生はもちろん、指導者の道を志す学生にとっても有意義な時間でした。

鈴木孝佳 (Takayoshi “TAD” Suzuki) プロフィール

尚美高等音楽学院(現・尚美ミュージックカレッジ専門学校)及び東京藝術大学別科でトロンボーンを専攻し、伊藤清、ヘルマン・エンディヴァルト(ベルリン音楽院教授)の両氏に師事。指揮法を小林研一郎、汐澤安彦の両氏に学び、福岡工業大学附属高校(現・福工大附属城東高校)吹奏楽部を率いて全日本吹奏楽コンクールで活躍。退任後、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校客員教授となる。その後、ネバダ大学ラスベガス校大学院教授として2011年まで教鞭をとる。
日本人初の米国A.B.A.(アメリカン・バンドマスターズ・アソシエーション)正会員。ニューヨークのザ・ユナイテッド・ブラス、東京のタッド・ウインドシンフォニーの音楽監督・指揮をつとめ、国内外各レーベルから多数のCDをリリース。国内外から委ねられる数多くの初演を手掛けるなど、ウインド・ミュージックの世界でもっとも影響力のある指揮者の一人である。

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