尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科
管弦打楽器学科[2年制]
音楽総合アカデミー学科管弦打楽器コース[4年制]

尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科

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【特別講座レポート】工藤重典氏によるフルート公開講座

2011年6月1日、尚美バリオホールにて、フルート奏者・工藤重典氏による公開講座を開催しました。

受講者は、本学コンセルヴァトアール・ディプロマ科のフルート専攻生 樋口裕香さん、尾島由歌里さん、村松佑希恵さんの3名。
ひとり40分の時間を使い、『公開レッスン』という形で、マルタンの「バラード」、モーツァルトの「フルート協奏曲第2番 K.314」、デュティユーの「ソナチネ」をそれぞれ指導していただきました。演奏に対する的確なアドバイスの他、原典版やその他の版に対する考え方、アーティキュレーションに対する考え方なども熱心に語って下さり、受講者にとっても聴講者にとっても、充実した内容の講座となりました。

公開レッスンの後は『工藤重典 フルートミニリサイタル』を開催。
テレマンの「無伴奏フルートのための幻想曲 第6番、第2番」、サン=サーンスの「ロマンス」、エネスコの「カンタービレとプレスト」、そして、シュターミッツの「フルート協奏曲 ト長調」が、工藤氏の美しい音色とともにホールに響き渡りました。

【特別講座レポート】ティモシー・モリソン氏によるトランペット公開レッスン&ミニコンサート

2011年5月16日、SHOBI 本館内「M804教室」において、元ボストン交響楽団 首席トランペット奏者 ティモシー・モリソン氏(本学客員教授)によるトランペット公開レッスンを開催しました。

受講者は、音楽総合アカデミー学科 3年 横山雄樹君、コンセルヴァトアール・ディプロマ科 2年 上田菜々さん、そして、管弦打楽器学科&音楽総合アカデミー学科1・2年生による金管五重奏×3組。
大勢の聴講者が見守る中、今回も一組一組ていねいにアドバイスいただき、公開レッスンの後には恒例のミニリサイタルも開催されました。

レッスンとミニリサイタルの詳細は以下の通りです。

【公開レッスン】 17:30 – 19:00 M802教室

受講者 曲目
横山雄樹 ・トランペット協奏曲 変ホ長調 より 1楽章(ハイドン)
上田菜々 ・トランペット協奏曲 より(アルチュニアン)
金管五重奏 ・Chorale(プレトリウス)
(Trp.1 渡辺アキラ、Trp.2 森 美幸、Hrn. 幸澤美鈴、Trb. 浅野 至、Tuba 三嶋信澄)
・SONATA from Die Bankelsangerlieder(Anonymous)
(Trp.1 會澤記瑳、Trp.2 江原享平、Hrn. 森 雅人、Trb. 皆川慧太、Tuba 三嶋信澄)
・Es ist ein Ros’ entsprungen(ブラームス)
(Trp.1 渡辺アキラ、Trp.2 江原享平、Hrn. 山本春奈、Trb.1 渕辺 瞳、Trb.2 江藤晴菜)

【ミニリサイタル】 19:30ー20:00 バリオホール
(演奏:ティモシー・モリソン [本学客員教授]、宮澤聡宏 [本学講師])

演奏曲目
My Spirit Be Joyful(J.S.Bach)
Sound the Trumpet(H.Purcell)
Hinach Jafa from Songs of Songs(イスラエル民謡)
This Little Rose(William Roy)
Summertime(G.Gershwin)

6月1日には工藤重典さんを招いてのフルート公開講座、6月11日にはバジル・クリッツァーさんを招いてのボディマッピングの公開講座など、今年も様々な特別講座が予定されています。

【特別講座レポート】汐澤安彦氏による吹奏楽リハーサルテクニック講座

2010年9月5日、尚美バリオホールにて、尚美同窓会主催による「吹奏楽リハーサルテクニック講座」が開催されました。
講師は、先日の「ミュージック高崎ジャパン2010」でもお世話になった汐澤安彦氏。

講座では、音楽総合アカデミー学科(4年制)管弦打楽器コース生に向けて、A.リードの「春の猟犬」を題材としたリハーサルのテクニックをさまざまな観点から伝授。モチーフの関連性の話や音型ごとの吹き分け方、アゴーギクのつけ方、曲全体の中でのダイナミクスの設定の仕方など、他の楽曲にも応用できる話を2時間たっぷりとお話されました。

随時メモを取りながら受講していた学生たちの演奏が、時間の経過とともにどんどん活き活きとしていったのはこの講座が充実していた証し。演奏を通しながら、指導者として指揮台にあがった時のリハーサル方法も多く学べる、内容の濃い講座となりました。

【特別講座レポート】波多江史朗氏によるサクソフォーン特別レッスン

2010年2月16日、SHOBI 本館内「バリオホール」にて、「波多江史朗氏によるサクソフォーン特別レッスン&ミニコンサート」を開催しました。

特別レッスンの受講者は、管弦打楽器学科2年生の大木麻衣さん、松浦一也さん、そして、音楽総合アカデミー学科3年生の坂巻麻美さんの3名。1人約30分の時間を使い、「サクソフォン協奏曲より」(H.トマジ)、「ディヴェルティメントより」(R.ブートリー)、「アルト・サクソフォーンと弦楽オーケストラのための協奏曲より」(A.グラズノフ)をレッスンしていただきました。

特別レッスン後は、波多江先生によるミニコンサートを開催。P.クレストンの「サクソフォン協奏曲」を美しい音色で聴かせて下さいました。
さらに当日は波多江先生の40回目の誕生日。中村均一先生の「なんと今日は波多江先生の誕生日なんですって〜!」の声に乗り、参加者全員が「ハッピーバースデー」を歌う中、講座は幕を閉じました。

【波多江史朗プロフィール】
東京音楽大学サクソフォーン科を卒業、同大学研究科修了後渡仏。パリ国立高等音楽院を首席の一等賞を得て卒業。セルマー賞を受賞。セルジーポントワーズ音楽院を審査員全員一致のプルミエプリ(一等賞)にて卒業。同音楽院研究課程修了。U.F.A.M.パリ国際コンクール名誉一等賞、レオポール・ベラン・コンクール1位及び大賞、アドルフ・サックス国際コンクール入選など、フランスを中心とした数々のコンクールで 上位入賞を果たしている。2005年8月ソロアルバム「Songs」をCAFUAレコードよりリリース。レコード芸術誌で準推薦版。ソロ活動のほかにもサクソフォーンカルテット”SPIRITUS(スピリタス)”のメンバーとして第五回大阪国際室内楽コンクール・セミファイナリスト、木管8重奏団”take8″メンバーとしても活動。サクソフォーンを石渡悠史、中村均、ジャン=イヴ・フルモー、クロード・ドゥラングルの各氏に師事。2010年度より尚美ミュージックカレッジ専門学校講師。

【特別講座レポート】王 陽(Wang Yang)氏によるトランペット特別レッスン

2010年2月8日、SHOBI 1401教室 及び M402教室において、中国国立瀋陽音楽学院教授 王 陽(Wang Yang)氏によるトランペット特別レッスンを開催しました。

内容は、実践的な基礎練習法を教えていただく「基礎レッスン」、楽曲を個人レッスン形式で見ていただく「楽曲レッスン」、5重奏や8重奏の曲を見ていただく「アンサンブルレッスン」の3本立て。

合計4時間にも渡って行われたこの講座は、本学講師 池田英三子先生、宮澤聰宏先生、班目加奈先生、そして王先生の関係者も立会い、和やかな雰囲気の中で行われました。
王先生は東京藝術大学大学院に留学していた経験もあるため、日本語もお上手。講座は、通訳などを介さず王先生自身のお言葉で進められ、「ご無沙汰しています」と本間千也先生と親しく談笑されたりする一幕もありました。

【王 陽 プロフィール】
中国国立瀋陽音楽学院卒業後、遼寧省歌劇院、広東歌劇院管弦楽団奏者を務め、現在中国国立瀋陽音楽学院トランペット教授。日本トランペット協会理事、中国トランペット協会副理事長。