夢を奏でる。人を育てる。尚美ミュージックカレッジ専門学校

Diary2 大島 嘉織(音楽総合アカデミー学科4年)

1日目
 ウィーン到着したのは夕方なので、この日は近くのスーパーに食料を買いに行くだけ(^^)飛行機の疲れでみんな疲れた顔しててぐったり(笑)スーパーの中はソーセージやハム、パンが多かった。白いご飯はなかった。ホテルに帰ってみんなで疲れながらもご飯をたべた。ピザは濃かったな

2日目
 朝はバイキング!いーっぱい食べてすっごく美味しかった!ウィーン自由の日(^^)オペラ座を外からみてたら話しかけられて、周りみたら学校の子みんな掛けられていた(笑)観光客だってバレバレだ。
 オペラを安く見せてくれるって言われたけど、なぜか見る気になれなかった。胡散臭かったのかも(笑)
 私たちは買い物をした でも買ったものはリップだけ。以外と欲しい物がなかった。服がシンプルで大人っぽいのが多い。
 シュテファン寺院 これか~!ってくらい大きくて古い感じが伝わってきてよかった。中は入れないと思って入らなかった。あぁー残念。ステンドグラス・・・。ボティーフ教会 残念ながらここも中に入れなかった。悔しいから、絶対またウィーンいく!
 シェーンブル宮殿は大きくて素敵だった!モーツァルトもここに来たのかって思うとまた不思議。やっぱりドレス着てお城に住みたい夢は捨てられないな。
 自然史博物館 なんと入場券500円。やすー!なのに中が・・・素晴らし過ぎる!天上に絵って・・・階段もお洒落すぎでお城?って間違えるくらいだった。自然史も凄いって思ったけど、やっぱり建物もみてしまう(笑)こんな素敵な美術館とか身近にあるなんて、地元の人が本当羨ましかった!
 あとはマック行ったりして終わり。マック普通だった。でもトイレの暗証番号はビックリした!優しい外人さんが教えてくれた。ありがとうございました(^O^)

3日目
 ウィーンを後にポーランドの首都、ワルシャワへ。着いたのは3時頃?中途半端な時間なのであまり遠くない旧市街へいった(^^)街が可愛い!ディズニーシーみたいだけど、もっと味があって・・・音楽流れていたり、大道芸みたいのもやってて自由だった。ワッフル食べて、少し奥にいくと教会が〓入ってみるとパイプオルガンがなってて何かやっていた。つい見入ってしまった。
その後はお腹空いたから旧市街のレストランで夜ご飯!スパゲッティだよ!おいしかった~パン以外が食べたかったから嬉しかった(笑)ホテル帰宅で明日に備えて寝ました。

4日目
 今日は夕方からショパンコンクール!なので、昼間は近くをぶらぶらショッピングモールへ行った。行く途中、お金下さいみたいなことを2人にも言われてしまった。
 H&MやZARAはたくさんあるんだな~若干見飽きた(笑)何も買わなかったけど楽しかった~(^^)
 ホテルへ戻ってコンクール会場へ向かう。自分が弾くわけでもないのに、手が汗ばんで緊張していた。正直、音色とか細かくわからない私。でも、どんな響きを聴けるのだろうってわくわくしていた。
 会場に着くと日本人?が結構いた(笑)ここ数日外人ばっか見ていたので少し安心した。席に着くと子供も普通にいて、服装も全然着飾ってなかった。あっちの国にしたら音楽は身近なものなのかなと、改めて実感した。そんなことを考えながらプログラムをめくっているとアナウンサーが出てきた。そして曲が始まる。一人45分・・・誰もがきっと緊張して、それでも弾かないといけなくて、みんな同じ気持ちを味わいながらこの舞台に立っているんだと考えると凄く感動した。
 一人ひとり、本当違う演奏をしていてでもやっぱり私はそんな一人ひとりの演奏が好きだった。正直、前までは欠点を探すことの方が多かった気がする。みんな頑張っているのにそれはよくないよな。色々考えることはあるけれどちゃんとそう思えた日だった。

5日目
 この日は大移動!バスで世界遺産の旅!5時間かかっての長い道のりだった。途中、平野も見れてうきうきだったけど、ちらちら目にする十字架がきになる。
 最初は聖マリア教会に到着。すごく中は天上が高い。言葉を失ってしまう。よくみると、上にキリストがいた。全てを目に焼き付けた。
 次はヴィエリチカに移動した。地下の教会なんて素敵すぎる・・・でも、疲れた(笑)二時間も歩いたからね。でも本当感動した。色々塩で作られすぎてたけど(笑)
 アウシュビッツ 最後はこの収容所に行った。大きな門をくぐり、左右には針金のようなものが二重になっていた。多分これはユダヤ人が逃げない為のものかな?アウシュビッツ内に入るといくつものレンガの建物があった。一つの建物だけ見ることができて、中には左右に収容所にいた人達の写真がたくさん飾ってあった。1人1人、しっかりカメラを向いて同じ服で撮ってあり、お花も飾られてる人も数人いた。家族か知人だろうか。恋人?友達?兄弟?そしていくつか部屋がある。わら?くさ?の部屋、布団の部屋。汚なかった。多分そのまま残された物だろう。トイレ、もちろんドアも仕切りもない。ただ便器が置いてある。あともう一つは何をする部屋か分からない。歯磨きとかかなー水が通るような洗面所かなーもう一つの建物は人が焼かれたような感じだった。押し込んで焼く。そんな感じの道具をみた。どうしてかなぁ。
 もう1つの収容所は車ですぐねな距離。3分くらいかな(笑)有名なあの線路夕方のせいなのか、見た瞬間心が痛い。中はやっぱり針金が入り口からぐるっとあって、時間がなかったので1つの部屋しか見れなかった。500人が寝かされたと言われる。中は広いが、500人が寝ると考えるとかなり狭い。ひどい。ここで使えないユダヤ人達はシャワーを浴びると言われ、ガスで殺されたのだ。見張り台もあった。中に小さいやつ、外に大きいやつ。生々しく、凄くいい体験になった

6日目
 最終日は午前にコンクール見に行った。今日こそはバルカローレ聞けるかな、なんてルンルンだったけど。期待は外れた・・・でもいっぱい英雄聞けたからいいや。バラードもよかった。自分が弾いたとは別もの。っていうより、あたしのあのバラードは弾いたに入らない。それはわかっていたけど改めて実感。一番最後に弾いた人名前忘れた、あの人の拍手は鳴りやまなかった。なんか・・・やっぱ日本と違うな(笑)みんな自分の感情をちゃんと相手に伝えるんだな。本当素敵なとこ。
 コンクールを見終えてショパン博物館へ!ショパンのピアノとか置いてあって可愛かった。椅子ほしい(^O^)あやちがピアノ内緒で触ってた(笑)音鳴らなかったので残念だった。あとは髪の毛とか楽譜とか色々あって奥に進むと、なんと今日朝弾いていた18歳のロシア人の男の子が練習していた!音の粒がしっかり揃っていて、感動した。でも練習中だったから可哀想なのでしぶしぶ見るのを止めた。そして残ったズロチの片付けをするために買い物した(笑)沢山かった!

 本当にこの五日間充実していて、時間を忘れて好きなことをできる、夢のような最高の日だった。きっとこの体験は死ぬまで忘れないな。そしてみんなで来れたことが何よりも嬉しい。本当に楽しかった。ありがとう。
またみきと五年後来る約束をした。あ、みんなも誘おう♪

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