2008.05.25

声優学科

【イベントレポート】演劇公演『DRAMATIC FESTIVAL 2008』

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2008年6月13日(金)・15日(日)、
SHOBI 本館2Fのバリオホールにて
声優学科による演劇公演
『DRAMATIC FESTIVAL 2008』
を開催しました。

今回上演されたのは「ミス・ダンデライオン」と「三月の鮠」の2作品。
どちらも声優コースと俳優コースの2年生が演じました。





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2008年6月13日(金)



『ミス・ダンデライオン』



成井 豊・隈部雅則 作

徳永希良 演出


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幼い頃、不治の病「チャナ症候群」に侵されてこの世を去ってしまった大切な人を助けるため、鈴谷 樹里は発見されたばかりの特効薬を手に、タイムマシンに乗って19年前のあの日へ。二度と元の時代には戻れないと知りながら...。

時空を超えた切ないラヴ・ストーリー。


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現在・過去・未来と次々に場面が変化していく中、気持ちのこもった丁寧な演技を見せていて、作品に対する真摯な思いが伝わってきます。樹里がモノローグを語るシーンは思わず引き込まれてしまうほどでした。



音響・映像学科の担当する照明も効果的で、タイムスリップするシーンなど、非常に迫力のある演出となっていました。





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2008年6月15日(日)



『三月の鮠』



藤沢周平 作

徳永希良 演出


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主人公 窪井信次郎は、周囲から大きな期待をかけられた剣の試合で惨敗を喫して以来すっかり自信を無くし、人と関わりあうことすら煩わしくなり、釣りばかりして毎日を過ごしていた。

ある日、ふと立ち寄った村で葉津という美しい女性と出会う。まるで三月の鮠のようなりりしい眼差しに心を奪われた信次郎だったが、彼女が残酷な政争に巻き込まれていることを知る。

藤沢周平の時代物傑作短編を朗読上演。


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のどかな田園風景を舞台に繰り広げられる物語ですが、ほのぼのとした日常と血なまぐさい事件との対比をうまく表現した演技をこなしていました。



信次郎と葉津が互いに歩み寄っていく最後のシーンは、二人の息がぴったりと揃っていて特に印象的でした。



もちろん、見せ場の殺陣は迫力満点!

刀の扱い方や立ち回りなど、入念な稽古の成果が表れていました。





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どちらの公演も大勢のお客様にお越しいただき、バリオホールはほぼ満席の状態でした。

観客の中には声優学科1年生の姿もあり、真剣な表情で先輩たちの演技に見入っていました。



終演後はホワイエにて歓談。「すごくよかったよ!」という声があちらこちらから聞こえ、中には感極まって泣いてしまう出演者も。






声優学科の学生たちは、その表現力に磨きを掛けるべく、日々稽古を重ねています。

今後のイベントにもご注目ください!

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