今回、学生自主企画公演を尚美本館のＤスタジオで実施しました。普段、授業で使用している教室を劇場にしたてるために舞台を作り、照明を入れて実施しました。声優学科初の企画で、あらゆる点で不安だらけでしたが、学生たちはよく耐えて頑張りました。作品は清水邦夫さんの『楽屋』。チェーホフを中心に、シェイクスピアや三好十郎の作品のセリフを演じる場面もあり、それらの作品を理解するのもまた骨が折れます。でも、最後の場面は登場人物たちの怨念が立ち上ってくるようでした。

クラス担任

女優C　鈴木結花

最初は、自分に女優Cを演じきる事が出来るのかと不安が一杯でした。
挫けそうになった事も沢山ありました、でも大好きな信頼できるメンバー、そして協力して下さった方々に支えてもらい乗り越える事が出来ました。『楽屋』を通して私は今まででは学べなかった事を学べたと思います！
本当にありがとうございました。

女優B　谷口瞳

私達は今回自主企画ということで試演会をやらせて頂きました。メンバーそれぞれが課題を持ち、それに向かい努力をしました。何より、色々な方面の方のお力を借りないと舞台は成り立たないという事。これは私達の将来にとってとても大きな経験となりました。
本当にありがとうございました。

B「湖の向こうに見えるでしょ？」A「...えっ、ええ...」B「ほんとに見える？」

「あんたにまだニーナの役がつくわけないでしょ！」

致命的一撃

芝居はもう始まっている！

「さあ、乾杯しましょう！わたしたちの、もうやってこない眠りのために。」

「生きていかなければ、生きていかなければ...」

「働かなくちゃ、ただもう働かなくちゃ．．．！」

「私たちの生活はまだおしまいじゃないわ。生きていきましょうよ！」

...あでやかなる姿...あでやかなる姿...（フィナーレ）

本日はご来場ありがとうございました！！！（カーテンコール）

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