2008年3月8日、ミュージカル学科卒業公演を開催しました。
会場となった文京シビック大ホールにはお昼の部と、夜の部の2回公演ともに開場前から入口に長蛇の列ができる状態。開場すると同時に良い席を求めて、入口から席まで走るという事態になるほどです。

前半は、太平洋戦争頃の南国を舞台にした神秘的な物語。

有名なミュージカルナンバーを使用して、歌や踊りを使った素敵なステージを披露。神秘的な照明と舞台セットが、さらに踊りと歌を一層引立て、観ている人を夢のような物語の世界に引き込んでいきました。

このイベントは「NPO法人 リブ・フォー・ライフ美奈子基金」の協賛事業として行われました。
『“LIVE FOR LIFE”は一人の歌手 本田美奈子さんの生前の願いから生まれたメッセージ。本田さんは急性骨髄性白血病という難病と闘う中で、沢山の人から励ましを受け、深い愛と生きる勇気を頂きました。そして「生きるって素晴らしいな」と心の底から感じこの難病を克服して再びステージに立ち、同じ苦しみの中で闘っている方達にエールを送ろうと強くに心に決めました』
このメッセージと本田美奈子さんの映像が、大きなスクリーンに流されました。

後半はダンスとヴォーカルのステージ。
初めに、区民の皆様と子どもたちが出演し、ダンス＆ソングを披露してくださいました。
ミュージカル学科の在学生も、区民の皆様に負けないように、みなさんに楽しんでもらえるように仕上げたソング＆ダンスをを披露。タップダンスからバレエ、ジャズダンス、中にはカンフーとジャズダンスを組み合わせたダンスや“窓”をテーマにした創作ダンスを表現しました。ありとあらゆるダンスを華麗に踊りながら、美しい歌声を会場全体に響かせる姿は2年間のレッスンの集大成です。

フィナーレでは出演者全員がステージに登場し、お客さまにご挨拶。2年生にとって今回がSHOBIで最後のステージです。真っ白なドレス姿で登場し、ひときわ盛大な拍手が沸き起こりました。
昼と夜の2公演合わせて約2000人以上のお客様がご来場くださいました。ご来場ありがとうございました。

【関連リンク】
・ミュージカル学科
・LIVE FOR LIFE 生きるために生きる。