科目名 | レコーディング・ディレクションⅡ |
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担当講師名 | 佐々木 清裕 |
学科 | アレンジ・作曲学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | ソングライティング専攻 |
年次 | 1年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は、音楽制作/作曲/エンジニアの実務経験を持ちます。
授業内容
レコーディングにおいてディレクションの基本となる術を実習作業を通して身につけていきます。秋学期ではミックスしていくうえでのポイントについても解説します。また、複数グループに分かれて、制作した楽曲のレコーディング並びにディレクションを実践します。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
ディレクション時の判断力やコミュニケーション力を高め、自身が思う音を録っていくためのスキルの修得。また、その後の編集スキルの取得と向上をねらいます。尚、履修学生が制作した音源をこの授業の教育成果物とします。
授業計画
第1回 | 前回収録のヴォーカル/ベース/ギターのコンピング作業とリズムの編集(修正)方法について解説・実践します。 |
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第2回 | トラックを整理していく方法とレベル管理について解説します。また、改めて制作グループ分けを行います。 |
第3回 | EQとコンプレサーをはじめとしたダイナミクス系エフェクトについて、その動作原理と使用方法について解説します。 |
第4回 | ディレイ(コーラス/フランジャー含む)とリヴァーブについて、その動作原理と使用方法や空間の作り方について解説します。 |
第5回 | ミックスするなかで、ヴォーカル処理の方法について考察していきます。 |
第6回 | 音を整えていくためのリファレンスについて考察していきます。 |
第7回 | 制作する楽曲についての準備と進捗確認、並びにその参考音源を提出します。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
次クォーターから収録する参考音源の提出:60% 出欠状況と平常時に受講状況:40% | |
第8回 | ストリングス、ブラスについての音源とMIDI打ち込みについて解説と考察を行います。 |
第9回 | シンセサイザーのエディットについて解説します。 |
第10回 | ミックスについて、そのまとめ方の方法や考え方について解説していきます。 |
第11回 | マスタリングと音圧について、その処理方法などについての考察を行います。 |
第12回 | グループ制作の楽曲を進めてもらい、ベース/ギター/ヴォーカルのパート譜と楽曲参考音源を作成、提出します。 |
第13回 | グループ制作の楽曲を進めてもらい、レコーディング用パラデータを作成、提出します。 |
第14回 | グループ制作の楽曲のベースレコーディングとそのディレクションを実践します。 |
第15回 | グループ制作の楽曲のギターレコーディングとそのディレクションを実践します |
期末試験評価方法・評価基準 | |
レコーディング用提出物:40% ディレクションの実践:40% 出欠状況と平常時に受講状況:20% |
特記事項
レギュラー授業とは別途、学期末にヴォーカルレコーディング試演を行います。