科目名 | 音楽ビジネスにおける法律論Ⅰ |
---|---|
担当講師名 | 田中 良恵、我妻 潤子、竹本 和広 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 3,4年次どちらかで履修(共通科目等) |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 講義 |
担当科目に関連する実務経歴
田中講師は、大学や国立研究機関で知的財産関連業務の実務経験を持ちます。
我妻講師は、著作権関連業務の実務経験を持ち、大学でも知的財産関連の講座を担当しています。
竹本講師は、企業で知的財産関連業務の実務経験を持ち、大学でも知的財産関連の講座を担当しています。また、公益団体等で知的財産管理技能検定対策講座の講師を務めています。
授業内容
法律を知っている音楽家は最強です。本科目では、音楽ビジネスや日常生活と深く関わっている知的財産を身近に感じるとともに、知的財産に関わる法制度(ルール)の考え方を、事例紹介やグループ討議を通じて学びます。そして、習得した知識の総仕上げとして、国家試験である「知的財産管理技能検定3級」の合格を目指します。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
国家資格である3級知的財産管理技能士(管理業務)相当の、知的財産に関する基礎的な理解ができるようになります。具体的には、ブランド保護、技術保護、コンテンツ保護、デザイン保護、契約等に関する重要な用語を理解し、その意味が説明できるようになります。また、学習した内容を職業人としての業務に継続的に活用できるようになります。
授業計画
第1回 | ガイダンス |
---|---|
第2回 | 知的財産と日常生活の関わりについて考える |
第3回 | 技術保護(特許権)の事例と申請の流れ |
第4回 | 技術保護(特許権)の解説 |
第5回 | コンテンツ保護(著作権)の事例検討 |
第6回 | コンテンツ保護(著作権)の解説1 |
第7回 | コンテンツ保護(著作権)の解説2 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
出席率40%、平常点(講義中の発言、討議への参加など)30%、テスト(リアクションペーパー)30% | |
第8回 | デザイン保護(意匠権)の事例検討と解説 |
第9回 | ブランド保護(商標権)の事例検討と解説 |
第10回 | その他の知的財産と海外展開の事例検討と解説 |
第11回 | 知的財産管理技能検定の紹介 |
第12回 | 問題文を読んでみるⅠ(過去問題から解き方を学ぶ) |
第13回 | 問題文を読んでみるⅡ(過去問題から解き方を学ぶ) |
第14回 | 検定過去問題に取り組む(著作権法Ⅰ) |
第15回 | 検定過去問題に取り組む(著作権法Ⅱ) |
期末試験評価方法・評価基準 | |
出席率40%、平常点(講義中の発言、討議への参加など)30%、テスト(リアクションペーパー)30% |
特記事項
「法律論Ⅰ」では知的財産を身近に感じるとともに学習の動機付けとすることができる事例検討やグループ討議などのワーク中心に行い、9月以降は検定対策をスタートする。
検定対策への耐性を高めるために、クイズ形式で検定過去問を解く演習も取り入れる