科目名 | 音楽ビジネスにおける法律論Ⅱ |
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担当講師名 | 田中 良恵 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 3,4年次どちらかで履修(共通科目等) |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 講義 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は、大学や国立研究機関で知的財産関連業務の実務経験を持ちます。
授業内容
法律を知っている音楽家は最強です。本科目では「音楽ビジネスにおける法律論Ⅰ」で習得した知識の総仕上げとして、国家試験である「知的財産管理技能検定3級」の合格を目指します。検定過去問題に繰り返し取り組むことで、合格に必要な知識の習得と検定対策を行います。なお、受講生は11月上旬に実施する検定の受検が必須です。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
国家資格である3級知的財産管理技能士(管理業務)相当の、知的財産に関する基礎的な理解ができるようになります。具体的には、ブランド保護、技術保護、コンテンツ保護、デザイン保護、契約等に関する重要な用語を理解し、その意味が説明できるようになります。また、学習した内容を職業人としての業務に継続的に活用できるようになります。
授業計画
第1回 | 著作権法の理解度チェック |
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第2回 | 検定過去問題に取り組む(特許法Ⅰ) |
第3回 | 検定過去問題に取り組む(特許法Ⅱ) |
第4回 | 特許法の理解度チェック |
第5回 | 検定過去問題に取り組む(意匠法) |
第6回 | 検定過去問題に取り組む(商標法) |
第7回 | 意匠法・商標法の理解度チェック |
中間試験評価方法・評価基準 | |
出席率40%、小テスト40%、授業外課題への取り組み20% | |
第8回 | 検定過去問題に取り組む(条約他) |
第9回 | 検定過去問題に取り組む(関連法規) |
第10回 | 条約・関連法規の理解度チェック |
第11回 | 模擬試験(学科試験)と解説 |
第12回 | 模擬試験(実技試験)と解説 |
第13回 | 第46回検定試験の受検 |
第14回 | 音楽ビジネスの知的財産について考えてみる |
第15回 | 契約書と知的財産について考えてみる |
期末試験評価方法・評価基準 | |
出席率40%、小テスト40%、授業外課題への取り組み20% 検定受検は出席1回分として取り扱う 検定合格者は小テストおよび授業外課題に加点する |
特記事項
「法律論Ⅱ」では、検定対策を目的とした過去問題への取り組みを反復する。テキストの文章や問題文を苦手とする学生に配慮した「読解」を演習に組み込む。
12月以降の授業を、10 月の土曜日に、試験対策特別(集中)授業として振り替えます。 詳細な日程は追って連絡することとなりますので、ご注意ください