科目名 | 音楽理論BⅦ(対位法) |
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担当講師名 | 三上 直子 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | アレンジ・作曲コース |
専攻/楽器/グレード等 | 作曲 |
年次 | 4年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は(全音楽譜出版社、河合出版、ヤマハミュージックメディア、現代ギター社等から)オリジナル作品の楽譜出版、また教育的配慮を施した楽譜出版や、編曲家としてアレンジ譜の出版といった実務経験を多数持つ。
授業内容
学習フーガの追迫部から結尾までの構成と、ストレッタのたたみ掛け方や保続音上での音の動かし方等を学ぶ。併せて自由唱の作り方、モチーフ利用やスムーズな転調を学ぶ。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
4月から学習してきた学習フーガ全体の構成を把握。自由唱の作り方、モチーフ利用や、転調がスムーズに作ることが出来る。また、声部ごとのメロディーの流れがスムーズで魅力的に作ることが出来る。4声の対位法になれることで、様々な編成の作品へ対位法を応用する事が可能になる。
授業計画
第1回 | 追迫部1 / 主要追迫区について、理解と実習。 |
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第2回 | 追迫部2 / 対唱追迫区について、理解と実習。 |
第3回 | 追迫部3 / 平行調追迫区について、理解と実習。 |
第4回 | 追迫部4 / 属調への転調と転調部について。 |
第5回 | 追迫部5 / 真正追迫区(5度保続)主調への転調 |
第6回 | コーダ(1度保続) |
第7回 | フーガの提出 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
学習フーガ全体の構成を理解し、正しい方向で捉えられているかどうか。ストレッタの作り方を把握出来たかどうか。自由唱の動き、転調はスムーズであるかどうか。 | |
第8回 | フーガの実習1(主要提示部)/ 主唱と対唱、答唱と答対唱、自由唱 |
第9回 | フーガの実習2(副提示部1)/ 副提示部(平行調) |
第10回 | フーガの実習3(副提示部2)/ 四度調提示部、および四度調の平行調提示部 |
第11回 | フーガの実習4(主要追迫区)/ 主要追迫の実施 |
第12回 | フーガの実習5(対唱追迫区)/ 対唱追迫区の実施 |
第13回 | フーガの実習6(平行調追迫区)/ 平行調追迫区から属調への転調と転調部の実施。 |
第14回 | フーガの実習7(真正追迫区)/ 真正追迫区からコーダの実施。 |
第15回 | フーガの提出 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
学習フーガ全体の構成を把握出来ているかどうか。また、自由唱の作り方、モチーフ利用や、転調がスムーズであるかどうか。声部ごとのメロディーの流れがスムーズで魅力的かどうか。総合的に判断。 |