科目名 | コンテンツプロダクト基礎Ⅰ |
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担当講師名 | 斉藤 かんじ |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | アレンジ・作曲コース |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 2年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師はゲームBGM,アニメ劇伴曲、歌楽曲、CM曲などに実務経験があります。
授業内容
当授業は制作物を完成させながらそのコンテンツ(例えば個々の楽曲など)のクォリティーを高めていくことを目標としています。春学期においては音響制作研究作品を作ります。すなわち動画の映像を借りてその音声・音響部分をすべて作り替えていきます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
SE・MEの制作、Pro toolsのオペレーションやマイキング、アフレコのディレクション、MA(ミックス作業)など多岐にわたる音響制作の基本的知識と技術の習得と、収録されるBGM・劇伴曲のクォリティーアップを目標とします。
授業計画
第1回 | ガイダンス_当授業の目的と目標について説明します。 |
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第2回 | 楽器編成とそのアレンジワークにおいて聞き逃しがちな低音楽器についてその重要性を説明します。 |
第3回 | より歯切れの良い楽曲をつくるために必要なアレンジワークとデータエディットについて説明します。 |
第4回 | 劇伴曲にしばしば用いられる、リディアンモード、ドリアンモードなどを用いた作曲技法について説明します。 |
第5回 | 映像作品のオープニング、エンディングに使用される歌楽曲について、メロディーメイク、アレンジワークを中心に説明します。 |
第6回 | 制作課題_1(指定された場面のBGMの制作と発表) |
第7回 | 制作課題_2(クォーター末試験_担当する場面に対してのBGMの制作と発表) |
中間試験評価方法・評価基準 | |
出席 30% 平常点 30% 試験 40% として評価します。平常点は授業時、勉学に向かう姿勢と意欲を評価の対象とします。 | |
第8回 | 制作会議 音響制作研究作品の制作にあたり、必要な作業、スケジュール、役割担当の決定と確認をします。 |
第9回 | 録音機器の知識と接続、マイキング、Pro toolsの基本操作を学びます。 |
第10回 | セリフ、ナレーションの録音時に必要とされるディレクションスキルを学びながら制作します。 |
第11回 | オーディオ波形編集の技術を学びながら制作します。 |
第12回 | 制作物のオープニング、エンディングの歌楽曲にヴォーカルを録音します。 |
第13回 | SE・MEの録音とトラック編集 |
第14回 | 完成にむけて担当BGMトラック、担当SE・MEトラックの提出と動画への貼り付けをします。 |
第15回 | 学期末試験 MA作業(最終mix作業)と全行程を終了させること。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
出席 30% 平常点 30% 試験 40% として評価します。平常点は授業時に勉学に向かう姿勢と意欲を評価の対象とします。 |