2023年度シラバス

尚美ミュージックカレッジ専門学校

科目名コンテンツプロダクト基礎Ⅱ
担当講師名斉藤 かんじ
学科音楽総合アカデミー学科
コースアレンジ・作曲コース
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師はゲームBGM,アニメ劇伴曲、歌楽曲、CM曲などに実務経験があります。

授業内容

秋学期では決定されたコンセプトに従い制作された全員の作品をyoutubeチャンネルにアプロードします。その中で収録楽曲のクォリティーアップを目指すとともに、制作の中で日頃音響用語や各プラグインのパラメーターの意味を確かなものにしていきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

4年間の折り返し地点において、各々が自信を持って提示出来る楽曲を作ることがまずひとつの目標です。さらにいずれ制作現場で即戦力として活躍できるために必要とされるであろう確かな知識、技術の習得を目標とします。

授業計画

第1回音の三要素、周波数、位相、音圧、サンプリングレート、ビットデプスなどについて
第2回コンプレッサー、リミッターのパラメーターについて、さらになぜそれらが必要とされるかについて
第3回イコライザーのパラメーターについて、さらになぜそれらが必要とされるかについて
第4回シンセサイザーのパラメーターについて
第5回時流、メインストリームを意識しつつ、楽曲にデジタル要素を取り入れていく手法、アイデアを学びます。
第6回制作課題_1(自らの楽曲の音圧、音のヌケを商品化出来るレベルのものにマスタリングして提出して下さい。)
第7回制作課題_2(クォーター末試験_クラシック楽器ベースの楽曲にシンセサイザーを意欲的に盛り込んだ楽曲を提出して下さい。)
中間試験評価方法・評価基準
出席 30% 平常点 30% 試験 40% として評価します。平常点は授業時、勉学に向かう姿勢と意欲を評価の対象とします。
第8回制作会議 コンセプト、担当楽曲、制作スケジュール等の企画会議
第9回デモテイクの提出 楽曲の方向性、モチーフ、構成、楽器編成などの提示
第10回リテイクの提出 完成に向けた計画性、期待感の提示
第11回制作物に必要なデザイン、文字資料について
第12回制作物に利用できる映像素材の収集と編集
第13回学生間でのスキル共有、積極的な情報交換の場として
第14回完成稿の提出と発表。それらのマスタリング作業
第15回学期末試験 制作物の完成と作品のアプロード
期末試験評価方法・評価基準
出席 30% 平常点 30% 試験 40% として評価します。平常点は授業時に勉学に向かう姿勢と意欲を評価の対象とします。