科目名 | 音楽理論Ⅰ |
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担当講師名 | 松永 加津子 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | ピアノコース |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 1年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師はビッグバンドやジャズコンボでピアノ演奏、ライブハウスで活躍中。アレンジや作曲も。また、スチューデントジャズ、セイコーサマージャズキャンプなど、子供達へのジャズ教育にも関わっています。
授業内容
テキストの10チャプターの様々なジャンルを勉強しながら、音程、コード、コード進行など学んでいきます。1チャプターを2回に分けて、毎回エクササイズの問題をやりながら、少しずつ確実に学んでいきます。それぞれのチャプターのスコア譜を読む、書く練習もしていきます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
尚美で学ぶからには、作曲や簡単なアレンジは誰でも出来るようになって欲しいですね。ただ作るだけではなく、スコア譜に書けるようになると、作編曲が楽しくなりますよ。そして、自分の作った曲をみんなで演奏できるようになりましょう。
授業計画
第1回 | まず、基本のメジャーのコード、マイナーコードがわかるように勉強します。主要3和音を覚えましょう。 |
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第2回 | 主要3和音をしっかり学びます。ダイアトニックコードは4声で考えます。 |
第3回 | 7thの音程を確認し、コードにした時の書き方を覚えます。また、ドラムの譜面やキーボード上のアサイン先も確認しましょう。DTMに役立ちますよ。 |
第4回 | m7thのコードを学習。ベースの譜面の書き方を学びます。また、ブルース形式のコード進行も学習していきます。 |
第5回 | M7thのコードを学習。ベースのアレンジの仕方、譜面の書き方などを学習。バスドラとベースの関係をしっかり把握するとかっこいいアレンジが出来ますよ。 |
第6回 | オーギュメントのコードを学び、5thの変化を確認します。ギターの譜面の書き方も学習します。 |
第7回 | 中間試験 指示されたスコア譜に書いて提出 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
毎回の授業の取り組みをチェックしますので、出席を重視することになります。また、スコア譜は、コードネームとコードが合っているか、指示されたようにベーストバスドラの動きを合わせて書いてあるかなどを採点します。出席:30%、平常点:30%、試験40% | |
第8回 | 転回コードを勉強していきます。コードトーンのそれぞれの音を最低音にして考えます。また、16ビートのリズムも学習します。 |
第9回 | ディミニッシュコードを4声で考えます。転回形も考えます。4リズムのアレンジも学習していきます。 |
第10回 | 7sus4のコード・代理和音としての分数コードを勉強します。ビートレッスンでは、シャッフルのリズムを学習します。 |
第11回 | リード音指定の転回コードを勉強していきます。シャッフルの譜面をどう書くのか、基本を学びます。 |
第12回 | ここまでで学習したコードの、3rd、7th、5th、sus4の音程を確認します |
第13回 | ここまでで学習したビートの8ビート、16ビート、シャッフルのバーと確認をします。 |
第14回 | 短くてもいいので、オリジナル曲を作り、スコア譜に書いていきます。 |
第15回 | オルジナル曲をスコア譜に書いて提出 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
毎回の授業の取り組みをチェックしますので、出席を重視することになります。曲名、テンポ表示、楽器名、スコア譜の省略する書き方やしっかりコードが書けているかをチェックします。出席:30%、平常点:30%、試験40% |