科目名 | コンサート企画研究 |
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担当講師名 | 大導寺 錬太郎 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | ピアノコース |
専攻/楽器/グレード等 | ピアノ |
年次 | 2年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は国内のコンクール審査員、PTNAステップのアドバイザーを担当、30回以上の発表会・勉強会の主催、リサイタル他の定期的な活動を行なう等、指導・演奏面での実務経験を持ちます。
授業内容
コンサートを企画運営する事の難しさ、楽しさを体験。具体的な聴衆をイメージしたコンサートを企画します。チラシやプログラムノートも作成、プレイヤーとしての更なる自覚、責任を持ちましょう。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
決められた時間(30~40分)の中で、対象となる聴衆やテーマに沿った内容で楽しめるコンサートを披露する事が目標です。その為に必要なノウハウを体得できる上、グループの中で作業を進めるうちに調整力や忍耐力も養われます。
授業計画
第1回 | 試験(コンサート)に向け:6回の授業の中でどのように準備を進めていくかを解説します。チラシ等の提出締切日も告知します。 |
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第2回 | 演奏会のプログラムを考えよう Vol.1:幾つかの班に分かれてテーマを決め、それに沿ったプログラムを考えます。演奏時間の計測等も行ないます。 |
第3回 | 演奏会のプログラムを考えよう Vol.2:幾つかの班に分かれてテーマを決め、それに沿ったプログラムを考え、完成させます。 |
第4回 | チラシ及びプログラムノートの作成 Vol.1:チラシのデザインや盛り込む内容を検討します。字体や文字の大きさも考える必要があります。 |
第5回 | チラシ及びプログラムノートの作成 Vol.2:演奏曲について調べ、曲目解説を仕上げます(文字校正含む)。レイアウトも検討します。 |
第6回 | リハーサル:本番と同じように全体を通します。演奏面・ステージマナー等様々な角度から確認、問題点を整理します。 |
第7回 | 1クォーター末試験(ミニコンサート):30~40分程度の演奏会を実施。他班に対しての講評も記入、客観的に見ることで自身の反省へとつなげます。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
出席25%、平常点25%(試験の講評内容、普段の受講態度等)、試験50%(チラシ・プログラムノートの完成度、ステージマナー、演奏内容等、複数項目を採点し50点に換算)の割合で評価します。 | |
第8回 | 演奏会を企画しよう/スケジュール検討:具体的な聴衆をイメージして演奏会を企画します。試験に向けた準備のスケジュールを検討します。 |
第9回 | 演奏会のプログラムを考えよう Vol.3:幾つかの班に分かれ、初回で決めた具体的な対象をイメージしたプログラムを考えます。 |
第10回 | 演奏会のプログラムを考えよう Vol.4:プログラムを完成させます。選曲に負担はないか、全体の時間に過不足ないか等、最終確認を行ないます。 |
第11回 | チラシ及びプログラムノートの作成 Vol.3:チラシを作成します。見易く、対象に相応しい雰囲気になるよう、アイデアを練ります |
第12回 | チラシ及びプログラムノートの作成 Vol.4:内容の確認や文字校正を行ないチラシを完成させます。プログラムノートにも着手します。 |
第13回 | チラシ及びプログラムノートの作成 Vol.5:必要事項が過不足なく盛り込まれているかを確認し、文字校正を経てプログラムノートを完成させます。 |
第14回 | リハーサル: 本番と同様に全体を通します。演奏面・ステージマナー等様々な角度から確認、問題点を整理します。 |
第15回 | 2クォーター末試験(ミニコンサート):ミニコンサートの実施及び講評記入。授業の総括にふさわしい応しい内容かチェックします。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
出席25%、平常点25%(試験の講評内容、普段の受講態度等)、試験50%(チラシ・プログラムノートの完成度、ステージマナー、演奏内容等、複数項目を採点し50点に換算)の割合で評価します。3・4両クォーターの平均が学年末評価となります。 |