科目名 | ピアノアンサンブル技法Ⅱ |
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担当講師名 | 小野 哲也 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | ピアノコース |
専攻/楽器/グレード等 | ピアノ |
年次 | 1年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師はソロ演奏と共に声楽や器楽の伴奏、室内楽、2台ピアノ等、アンサンブルの演奏活動経験を持ちます。
授業内容
秋学期は、ピアノアンサンブルとして連弾と2台ピアノを実習していきます。息の合わせ方やバランスのとり方など、パートナーと一緒に音楽的表現を追求していきましょう。学期の前半は定番の連弾曲を、後半は2台ピアノに取り組み、学科コンサートへの活用を目指します。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
個人の練習を基本とし、相手のパートについても理解した上でお互いに良く聴き合い、良いアンサンブルが出来る様に意見を出し合って、共にに一つの音楽表現を作り上げていきます。
授業計画
第1回 | 簡単な連弾曲を使って実際にパートナーと合わせて、アンサンブルの楽しさを体験します。 |
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第2回 | 古典派の連弾作品を演習します。バランスのとり方を実習します。 |
第3回 | 古典派の連弾作品を演習します。曲の構造、調性について考察します。 |
第4回 | ロマン派の連弾作品を演習します。バランスのとり方を実習します。 |
第5回 | ロマン派の連弾作品を演習します。テンポが変化する時の呼吸の合わせ方などを学びます。 |
第6回 | 試験に向けて、曲を仕上げていきます。 |
第7回 | 中間試験:このクォーターで学んだ曲の中から1曲、または2曲演奏します。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
試験では、充実した連弾アンサンブルが出来たかどうかを評価します。出席率:40% 試験:60% | |
第8回 | 期末試験と学科コンサートに向けてのプログラムを準備します。音源を聴き、スコアリーディングをします。 |
第9回 | 2台ピアノ演習① 自分のパートが受け持つ役割を理解して、合わせに臨みます。 |
第10回 | 2台ピアノ演習② 自分の音とパートナーの音を聴き、お互いに意見を出し合います。 |
第11回 | 2台ピアノ演習③ クラスメイトの演奏を聴いて、バランスの良い響きやペダリング、表現力について考えます。 |
第12回 | 2台ピアノ演習④ 楽譜を正確に読み取っているか、確かめていきます。 |
第13回 | 2台ピアノ演習⑤ 仕上がりをイメージして、テンポやアンサンブルの精度を確認します。 |
第14回 | 2台ピアノ演習⑥ 試験に向けて、曲を仕上げていきます。 |
第15回 | 期末試験: このクォーターで学んだ曲を演奏します。お客様に聴いてもらう事を意識しましょう。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
試験では、充実した2台ピアノアンサンブルが出来たかどうかを評価します。出席率:40% 試験:60% |