科目名 | 作品分析Ⅷ |
---|---|
担当講師名 | 篠田 昌伸 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | ピアノコース |
専攻/楽器/グレード等 | ピアノ |
年次 | 4年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は実務経験として、作曲科を出たのち、多くの作曲のコンクールに入賞するとともに、クラシック、現代音楽のピアノソロや伴奏等の演奏幅広く活動しており、多くの録音等にも参加、その分析的視点による演奏も高く評価されている。
授業内容
3クオーターでは、ロシアの近代の作曲家プロコフィエフとショスタコーヴィチを取り上げ、20世紀音楽の流れとその作風について学ぶ。4クオーターでは、クラシックのメインストリームではない国から、各回につき1人の作曲家を取り上げ、様々な作風や音楽の価値観を学んでいく。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
近代以降のさまざななクラシック音楽の潮流について理解し、学んでいくとともに、今までの分析学習の総復習として、自分のレパートリーを自分で分析し、演奏に生かしていくことができることを目標とする。
授業計画
第1回 | プロコフィエフ 「ピアノソナタ第1番、第2番、第3番」の分析。 |
---|---|
第2回 | プロコフィエフ 戦争ソナタ「ピアノソナタ第7番」の分析。 |
第3回 | プロコフィエフ 「ピアノ協奏曲第3番」各楽章の分析。 |
第4回 | プロコフィエフ 「ヴァイオリンソナタ第2番(フルートソナタ)」の分析。 |
第5回 | ショスタコーヴィチ「ピアノソナタ第1番、第2番」「24のプレリュード」分析。 |
第6回 | ショスタコーヴィチ「24の前奏曲とフーガ」から任意の曲の分析。 |
第7回 | 中間試験 ショスタコーヴィチ「24の前奏曲とフーガ」の与えられた曲のフーガから選択し、分析したものを提出する。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
各回の課題30% 平常点30% 試験40% | |
第8回 | アルベニス 組曲「スペイン」、「イベリア第1集」各曲の分析。 |
第9回 | グラナドス 「ゴイエスカス」各曲の分析 |
第10回 | シマノフスキ 「4つの練習曲」「マスク(仮面劇)」各曲の分析 |
第11回 | ヤナーチェク 「ピアノソナタ」「霧の中で」各曲の分析 |
第12回 | バルトーク 初期の小品と、「ピアノソナタ」各楽章の分析。 |
第13回 | リゲティ 「ムジカ・リチェルカータ」「練習曲集」から任意の曲の分析。 |
第14回 | カプースチン 「24の前奏曲」「8つの演奏会用練習曲」から任意の曲の分析。 |
第15回 | 期末試験 バルトークのピアノ小品の与えられた曲から、選択した曲の分析を、提出する。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
各回の課題30% 平常点30% 試験40% |