科目名 | ピアノ指導法Ⅶ |
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担当講師名 | 溝部 洋子 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | ピアノコース |
専攻/楽器/グレード等 | ピアノ |
年次 | 4年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は米国でのピアノ教師経験、ピアノ教本の翻訳、指導法講座の開催、企画、ピアノ教室の運営等、ピアノ教育界での実務経験を持ちます。
授業内容
3年間の指導法の授業を基に、知っておくべきピアノテキストの内容を分析し、使い方を細かく学びます。卒業後、ピアノ講師になることを前提とした授業を展開します。春学期は、日本人著者によるシリーズのテキストを勉強します。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
3年間の指導法の授業を基盤にして、1年後にピアノ講師になることを想定し、テキストの内容について、しっかり理解しましょう。各テキストの長所や短所、具体的な使い方を確実に理解し、マスターできるようにしましょう。
授業計画
第1回 | みんなのおけいこ(音友):全3巻の特徴と導入の方法、テキストの使い方について学びます。 |
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第2回 | うたとピアノの絵本(音友):①みぎて②ひだりて③りょうての全3冊の導入の方法と使い方について学びます。 |
第3回 | アキピアノ教本(音友):うたとピアノの絵本の続編であるアキピアノ教本①②③について学びます。 |
第4回 | みんなのオルガンピアノの本1、2(ヤマハ):日本で最も歴史のあるテキストです。内容の分析と使い方を学びます。 |
第5回 | みんなのオルガンピアノの本3、4(ヤマハ):第4回の授業で学んだテキストの続きがどうなっているのかを学びます。 |
第6回 | ピアノひけるよジュニア1、2(ドレミ):みんなが知っている歌や曲ばかりを使っている「ひけるよ」シリーズについて学びます。 |
第7回 | ピアノひけるよジュニア3(ドレミ):第3巻の押さえるべきポイント、使い方や教え方を学びます。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
評価方法は次の通りです。 ①まず基本は授業にきちんと出席できることです。遅刻、欠席をしないように心がけましょう。②1クォーターで学んだ全てのテキストについてまとめましょう。③課題は必ず期限までに提出しましょう。 ①出席40% ②平常点20% ③課題40% | |
第8回 | ピアノひけるよシニア(ドレミ):ひけるよジュニア終了後に使うシニアシリーズはどうなっているのか見ていきましょう。 |
第9回 | ピアノランド(音友):このシリーズの中心は何かを中心に学びます。 |
第10回 | ぴあのどりーむ(学研):このシリーズの長所と短所について分析します。 |
第11回 | こどものひだりて(サーベル):なぜこのテキストが必要かを考え、使い方や対象生徒について考えます。 |
第12回 | はじめてのピアノ教本(サーベル):このシリーズの特徴は何か、使う利点、使い方などを学びます。 |
第13回 | ソーヨ姫とファーデス王子(全音):このテキストの斬新なアイディアを知り、使い方を考えてみましょう。 |
第14回 | わかーるピアノ(全音):邦人のテキストとしては最も新しいテキストのひとつである「わかーるピアノ」について学びます。 |
第15回 | 夏休みに教えたレッスンレポート:実際に行ったレッスン記録を元に、夏休みに教えたレッスンについてレポートしましょう。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
評価方法は次の通りです。 ①まず基本は授業にきちんと出席できることです。遅刻、欠席をしないように心がけましょう。②授業への取り組み方、積極性など。③春学期に学んだ全てのテキストの中から良いと思うテキストを選び、そのテキストを使って誰かに教え、そのレポートを作成します。 ①出席40% ②平常点20% ③課題40% |