2023年度シラバス

尚美ミュージックカレッジ専門学校

科目名ピアノ指導法Ⅷ
担当講師名溝部 洋子
学科音楽総合アカデミー学科
コースピアノコース
専攻楽器グレード等ピアノ
年次4年次
学期秋学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は米国でのピアノ教師経験、ピアノ教本の翻訳、指導法講座の開催、企画、ピアノ教室の運営等、ピアノ教育界での実務経験を持ちます。

授業内容

春学期の授業を基に、秋学期は海外のメソードで邦訳されているテキストについて詳しく学びます。導入~上級まで、どのようにつながるのか細かく分析し、使い方を学びます。4クォーターは「演奏」がテーマです。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

あと半年で卒業!ピアノ講師になった時、少しでも困らないよう、テキストの知識を総まとめできるようにしましょう。生徒を教える時のシミュレーションもできるようにしましょう。

授業計画

第1回アルフレッド導入コースA、B(全音):なぜこのテキストが必須なのかを学び、絶対に押さえるべきポイントをマスターしましょう。
第2回アルフレッド導入コースC(全音):このテキストの「必須」のポイントと、その教え方を学びます。
第3回アルフレッド基礎コース(全音):導入コースと何が違うのか、このコースの目指すところは何なのかを学びます。
第4回バスティンピアノパーティー(東音):このテキストの画期的な点が何なのか、なぜそれが重要なのかを中心に勉強します。
第5回バスティンライブラリー(東音):このテキストが目指していること、なぜ良いのかを分析し学びます。
第6回バスティンベーシックス(東音):パーティーシリーズ、ライブラリーシリーズとは何がどう違うのかを中心に学びます。
第7回ラーニングトゥプレイ(全音):このテキストの長所と特徴、もし短所があるとすれば何なのかを見ていきましょう。
中間試験評価方法・評価基準
評価方法は次の通りです。
①まず基本は授業にきちんと出席できることです。遅刻、欠席をしないように心がけましょう。②3クォーターで学んだ全てのテキストについてまとめましょう。③課題は必ず期限までに提出しましょう。
①出席40% ②平常点20% ③課題40%
第8回導入期のレッスンその①:導入期のレッスンで、押さえるべき弾き方のポイントを演奏を通して学びます。
第9回導入期のレッスンその②:導入期のレッスンで、気を付けたい奏法やテクニックを演奏を通して学びます。
第10回導入期のレッスンその③:このレベルでできるアンサンブルを考え、クラスメイトと合わせましょう。
第11回初級のレッスンその①:初級のレッスンで、押さえるべき弾き方のポイントを演奏を通して学びます。
第12回初級のレッスンその②:初級のレッスンで、気を付けたい奏法やテクニックを演奏を通して学びます。
第13回中級のレッスンその①:中級のレッスンは初級の時と何が違うべきなのか、演奏を通して学びます。
第14回中級のレッスンその②:中級のレッスンで、気を付けたい奏法やテクニックを演奏を通して学びます。
第15回学期末試験:中級レベルのソロ、アンサンブルの実技試験です。4年間のまとめとなるハイレベルの演奏を目指しましょう。
期末試験評価方法・評価基準
評価方法は次の通りです。
①まず基本は授業にきちんと出席できることです。遅刻、欠席をしないように心がけましょう。②授業への取り組み方、積極性など。③レパートリーから各々1曲選択して演奏します。
①出席40% ②平常点20% ③課題40%