2023年度シラバス

尚美ミュージックカレッジ専門学校

科目名作編曲技法Ⅰ
担当講師名広瀬 勇人
学科音楽総合アカデミー学科
コース管弦打楽器コース
専攻楽器グレード等
年次3年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

作曲をヤン・ヴァンデルロースト、ピート・スウェルツ、松平頼暁、他各氏に師事。東京ミュージック&メディアアーツ尚美、ボストン音楽院(アメリカ)作曲科を経て、レメンス音楽院(ベルギー)大学院・作曲科にて修士号を取得。これまで国内外の出版社から吹奏楽作品・アンサンブル作品が数多く出版・録音され、全国各地の吹奏楽コンクール、アンサンブル・コンテストでその作品が演奏される。

授業内容

この科目では、管弦打楽器の編曲法を学びます。編曲したい作品を選び、自分の楽器を含むアンサンブル(木管・金管アンサンブル、サクソフォン四重奏、打楽器アンサンブル等の同族アンサンブル)の作品に編曲します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

管弦打楽器の編曲に必要な技術(オーケストレーション、移調等)を習得し、学期末に編曲作品を履修生同士で(楽器が足りない場合は履修生以外の学生にもお願いして)試奏・収録します。

授業計画

第1回ガイダンス/譜例を用いた編曲作業
第2回編曲①:選曲・編曲開始
第3回編曲②:選曲・編成確認
第4回編曲③:選曲・編成決定
第5回編曲④:楽譜の体裁、進捗度のチェック
第6回編曲⑤:全体の長さ、構成のチェック
第7回編曲⑥:期末作品提出(スコアのみ、出来た所まで)
中間試験評価方法・評価基準
提出作品の内容、進み具合、出席状況を採点基準とします。
出席:10% 作品の進捗度:10% 提出作品の内容:80%
第8回編曲⑦:1Q終了時までの作業総括
第9回編曲⑧:収録の演奏者リスト提出
第10回編曲⑨:収録の演奏者、収録スケジュール確定
第11回パート譜の作成①:見やすいパート譜の工夫
第12回パート譜の作成②:作品提出(スコア、パート譜)
第13回収録①:編曲作品音出し
第14回収録②:編曲作品音出し
第15回収録③:編曲作品音出し
期末試験評価方法・評価基準
提出作品の内容、進み具合、出席状況を採点基準とします。
出席:10% 作品の進捗度:10% 提出作品の内容:80%

特記事項

学期末に編曲作品の音出し・収録を行います。