科目名 | テーマパークダンスAⅡ |
---|---|
担当講師名 | 新妻 依里香(ERI) |
学科 | ダンス学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | ダンス専攻 |
年次 | 1年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は舞浜大手テーマパークでパレードやショーダンサーとして実務経験をもつ。ユニバーサルスタジオジャパン・サンリオピューロランド・よみうりランド・としまえん・大分城島高原パークのシーズンイベントに多数出演経験があり、全国のテーマパークエンターテイメントを熟知している。
授業内容
パフォーマンスに必要な基礎・体力の強化と共にエンターテイナーとして大切な身体の自己管理にも努めていきます。怪我をしない筋力や柔軟性をつけ、可動域を広げることでパフォーマンスの質を高めます。ただ踊るだけではなく、求められているキャラクター性をより深く理解し演じて表現していきます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
春学期から積み重ねてきた基礎を応用として伸ばしていきます。より柔軟に身体を使い、テクニックの強化と親しみやすさを出すパフォーマンスを意識しながら、表現力に厚みを出し、役柄によって演じ分けのできる対応能力を身に付けることを目標とします。
授業計画
第1回 | 身体を整えることに重きをおく回になります。より柔軟性良く身体を使えるように筋力アップと共に怪我をしない体作りを見直します。また春学期に習得した基礎力のチェックを行い、秋学期の課題を明確にします。 |
---|---|
第2回 | ハロウィンナンバーを踊っていきます。役柄を理解し、その役柄にあった表情や目線、動きができるようにしていきます。 |
第3回 | 引き続きハロウィンナンバーです。第2回の内容を踏まえ指先や歩き方でもしっかりと表現できるようにしていきます。与えられた役柄を演じ練り歩きながら表現することで、キャラクター演習やパレード演習に繋げます。 |
第4回 | クリスマスナンバー作品を振付していきます。振付を正しく覚え、作品のイメージを早く自分の中で整理していきます。 |
第5回 | 引き続きクリスマスナンバー作品を踊ります。長い振付を踊る体力作りと基礎トレーニングの応用で各個人の課題向上を目指します。 |
第6回 | クリスマスナンバー作品でフォーメーションをつけて踊ります。今までのような個人ではなく、グループとしての自分の役割や表現、見せ方を研究していきます。 |
第7回 | グループ発表をします。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
出席40%、テスト30%、平常点30%とします。 曲や役柄に対してより理解を深め、表現できているかをチェックします。春学期同様に仲間の良いところをしっかり見つけ、自分の表現にプラスするなど授業内での取り組みが評価に繋がります。 | |
第8回 | 定期公演にむけて作品の振付をしていきます。限られた時間の中でいかに正確に振付を覚えられるかがオーディション対策にも繋がります。 |
第9回 | 引続き作品の振付をしていきます。動きのポジショニングが正しくできているかをチェックします。またテクニック部分での新たな課題を明確にします。 |
第10回 | 引き続き作品の振付をしていきます。振付をただ踊るのではなく、しっかりと自分の表現にできるように繰り返し練習をしていきます。 |
第11回 | 引き続き作品の振付をしていきます。テクニックや表現方法をチェックし合い、作品のイメージを共有します。 |
第12回 | 引き続き作品の振付をしていきます。同時に今までの振付で曖昧になっているところがないかチェックをし、ミスがなくなるようにしていきます。 |
第13回 | 品全体を通し、テクニックや表現方法などトータルの完成度を上げていきます。 |
第14回 | 作品のイメージに合わせた、衣装を着て動きの見え方のチェックをします。テーマパークエンターテイメントの現場ではとても大切な工程です。衣装に負けないパフォーマンスを目指し最終調整をします。 |
第15回 | 作品発表を行います。1年間の集大成です。実際にゲストに見られていると思ってパフォーマンスをしましょう。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
出席40%、テスト30%、平常点30%とします。 テーマパークエンターテイメントをどれだけ理解し真剣に向き合い、見ている人を惹きつけるパフォーマンス力が身についているかを評価します。また2年次に向けて各自の課題をみつけ、将来の目標を明確にしていきましょう。 |
特記事項
通常、対面授業で行いますが、状況により必要な場合はオンライン又はオンデマンドでの対応を予定しております。