科目名 | インストラクション研究Ⅱ |
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担当講師名 | 武井 一仁 |
学科 | ダンス学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | ダンス専攻 |
年次 | 2年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
俳優としての演劇活動を経て、ダンサーやインストラクター、振付師、ダンススタジオ経営等、長きにわたっての実務経験を持ちます。
授業内容
インストラクション研究も、いよいよ最終段階です。今まで習ってきたことを活かし、コンビネーション指導につなげていくようにしましょう。よく生徒を観察し、「なぜ出来ないのか」を把握し「どうすれば出来るようになるか」を指導します。そのためには観察力と分析力が不可欠になります。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
進行の仕方やスピード、時間配分なども重要ですが、楽しくまた受けたくなるようなレッスンにはダンス力はもとより話術、牽引力、ユーモアなど、いろいろなものが必要になってきます。どんどん工夫を凝らし、楽しく、生徒が成長できるダンスクラスを心がけましょう。
授業計画
第1回 | 1人ずつコンビネーション指導をしていきます。振り入れのスピードに注意しましょう。最初は見ながらマネが出来る早さです。 |
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第2回 | 1人ずつコンビネーション指導をしていきます。生徒が覚えやすい長さを考えて振りを入れていきましょう。 |
第3回 | 1人ずつコンビネーション指導をしていきます。覚えたらテンポを徐々に上げて、曲の速さで出来るようにしましょう。 |
第4回 | 1人ずつコンビネーション指導をしていきます。カウントで踊っている時も、曲で踊っている時も観察を怠ってはいけません。 |
第5回 | 1人ずつコンビネーション指導をしていきます。生徒がやりにくそうにしているところ、間違えたところをチェックしましょう。 |
第6回 | 1人ずつコンビネーション指導をしていきます。チェックした個所を個別にフォローしたり、全体に説明し直すことで対応しましょう。 |
第7回 | 1人ずつコンビネーション指導をしていきます。振り入れは生徒の集中力が切れないようにテンポよく進行させましょう。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
出席20%、発表内容50%、平常30% 特に試験は実施しません。発表内容や取り組み方、積極的発言などを評価していきます。視野を広げ、観察力・分析力を最大限に発揮し指導しましょう。また、人のレッスンを良く観察し、自身の指導に活かしましょう。 | |
第8回 | 1人ずつコンビネーション指導をしていきます。質問があった場合は個別対応にとどまらず、答えを全員と共有しましょう。 |
第9回 | 1人ずつコンビネーション指導をしていきます。振りを間違えて覚えている人を見逃さず、指摘して訂正出来るようにしましょう。 |
第10回 | 1人ずつコンビネーション指導をしていきます。出来ないところを出来るように、分かり易く「How to」を教えましょう。 |
第11回 | 1人ずつコンビネーション指導をしていきます。「How to」を教えるのには自分の動きを理論的に把握する必要があります。 |
第12回 | 1人ずつコンビネーション指導をしていきます。「何故出来ないのか」「何故出来るのか」「どうすれば出来るのか」を考えましょう。 |
第13回 | 1人ずつコンビネーション指導をしていきます。人は興奮状態の方が体が動きます。生徒の気持ちを高める雰囲気を作りましょう。 |
第14回 | 1人ずつコンビネーション指導をしていきます。振りを覚えたら曲に合わせて何回も踊らせますが、その都度注意点を伝えましょう。 |
第15回 | 1人ずつコンビネーション指導をしていきます。ダンスレッスンでは、生徒に「また習いたい」と思わせる演出が重要なポイントです。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
出席20%、発表内容50%、平常30% 特に試験は実施しません。発表内容や取り組み方、積極的発言などを評価していきます。一つひとつの言動に説得力があるよう、常に自信を持って仕切りましょう。ステージと一緒です。自身の魅力や実力を自信を持って表現していきましょう。 2年間のインストラクション工程終了後、終了書を付与します。 |