科目名 | ミュージカル研究Ⅲ |
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担当講師名 | 松山 由佳 |
学科 | ミュージカル学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 2年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は大手テーマパークシンガーやクラシック・ミュージカル業界での歌手、ヴォイストレーナー、歌唱指導の実務経験を持ちます。
授業内容
ミュージカルは様々な音楽ジャンルの要素を併せ持ち、そして、その作品は歴史的背景、思想民族、宗教など社会的影響を色濃く受けています。この科目は、ミュージカル作品を主に音楽知識の面からアプローチしていく授業です。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
1クォーターでは、1980年代のWE作品から90年代のディズニー作品を学びます。2クォ―ターでは2000年代のミュージカル作品やトニー賞受賞作品などを学習し、知識の裏付けのある俳優になることを目標とします。
授業計画
第1回 | 1年次の総復習試験を行い、フィードバックをします。 |
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第2回 | 「オペラ座の怪人」のDVDを鑑賞し、ロイドウェバーの音楽のドラマ性とモチーフについて学びます。 |
第3回 | 「ミス・サイゴン」の時代背景、作品とあらすじを勉強します。 |
第4回 | 初期のディズニーアニメ作品からその特徴を勉強します。 |
第5回 | 新しいディズニーサウンド、アランメンケン作品について学びます。 |
第6回 | アランメンケンの音楽を歌ってみましょう。 |
第7回 | 実技試験、授業内で学習した曲を歌唱します。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
授業内の積極性や向上心を測ります。また、実技点としては、作品を理解して実践を試みているかを重要視します。(出席点 30% 平常点 40% 試験点 30%) | |
第8回 | 今年度トニー賞の映像を鑑賞しながら、受賞作品、俳優、作曲者などをインプットします。 |
第9回 | トニー賞受賞作品、ノミネート作品のあらすじ、登場人物、音楽の特徴を学びます。 |
第10回 | トニー賞受賞作品から1曲を選曲、歌います。 |
第11回 | 作品、シーンを理解し、キャラクターを考察します。 |
第12回 | グループで役柄を決め、アンサンブルを行います。 |
第13回 | 音楽の特徴をつかみ、シーンを理解して裏付けのある歌唱を目指します。 |
第14回 | グループごとに発表し、作品へのアプローチを深めます。 |
第15回 | 実技試験(アンサンブル歌唱)とフィードバックを行います |
期末試験評価方法・評価基準 | |
アンサンブル歌唱試験。グループワークへの積極性や向上心を評価します。また、実技点としては作品を理解してキャラクターを創造し表現しようとしているかを重要視します。(出席点 30% 平常点 40% 試験点 30%) |
特記事項
授業は対面式で行いますが、特別な状況下においてはZOOMを用いた遠隔授業で対応いたします。教材となる楽譜、音源、資料はグーグルクラスルームで共有し、使用します。