2023年度シラバス

尚美ミュージックカレッジ専門学校

科目名舞台制作研究Ⅱ
担当講師名北村 毅、井上 仁司
学科ミュージカル学科
コース
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期通年
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

多くの舞台経験があり、現在も指導者として活躍している講師が担当します。

授業内容

1年次に実施した「学生制作作品」をさらに発展させた創作を目標とします。企画、構成、演出など、製作面を強化し、業界での即戦力を育成します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

自分たちの手で完成度の高いオリジナル作品を制作できるようになります。劇団などからの求人が見込めます。

授業計画

第1回前期発表に向けて作品内容を発案し、ディスカッションしていきます。
第2回それぞれが発案したアイデアをプレゼンテーションして、「作品候補」を絞り込んでいきます。
第3回決定した「作品」に関して具体的な内容を一つ一つ組み立てていきます。スタッフも選出します。
第4回上演脚本の作業とそれに合わせた演出プランを決めていきます。スタッフの作業も決定していきます。
第5回演出、脚本、選曲、振付、道具、衣装など、それぞれのスタッフがグループに分かれて仕事を進めます。
第6回構成が出来上がれば、配役です。配役が決まれば香盤表を作成し、各自が把握します。
第7回発表会当日までのリハーサルスケジュールを各スタッフのリーダーで作成し、それに準じた当日の運営に努めます。
中間試験評価方法・評価基準
出席率50%取り組み方50%で評価します。
第8回キャスティングされた配役での脚本の読み、構成台本の確認など踏まえて、各シーンイメージしていきます。
第9回選曲された、それぞれのナンバーの歌稽古など、スケジュールに沿って進行します。
第10回各ナンバーで振付に入ります。様々なジャンルのダンスができるように各自が準備します。
第11回衣装プランによって衣装を準備し、衣装合わせ、衣装パレード、など行います。
演出プランと合わない場合は変更します。
第12回衣装付き通し稽古を行い、問題点を洗い出します。
第13回大道具やセットの位置を実際の教室で決めていきます。これに合わせて立ち位置など固定していきます。
第14回本番を想定しながら衣装付き通し稽古を実施します。上演時間を計算します。
第15回前期発表会です。仕込み、客入れ、客出し、バラシまで、納得いく作品になったか全員で合評会です。
期末試験評価方法・評価基準
学生制作作品の前期発表の成果を総合評価します。

特記事項

期間集中になります。