科目名 | 音楽ビジネス研究Ⅱ |
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担当講師名 | 田中 正 |
学科 | 音響・映像・照明学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 2年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 講義 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は音楽業界において約30年の実績を持つ。外資系レコード会社を経て、インディーズのレコード会社として独立。現在レコード会社、音楽出版社の代表取締役を務める。
授業内容
音楽業界(レーベル、プロダクション、音楽出版社)の即戦力になるための基礎から実践までを学び経験します。春学期では音楽への関わり方を趣味からビジネスに変えるための知識をみにつけレーベルの制作部、宣伝部、営業部、法務部の業務を学び万能なスタッフになることを目指します。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
アーティストの発掘からデビューまでの業務を理解し、どのようにイベントや作品がプランニングされ、実現されるのかを知る。またテレビ、映画、雑誌、書籍からゲーム、webまで幅広いコンテンツ制作にも焦点を当てていきます。
授業計画
第1回 | 業界への就職活動と雇用についての説明。 |
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第2回 | レコード会社の具体的な収益について説明します。 |
第3回 | プロダクションの具体的な収益について説明します。 |
第4回 | 音楽出版社と著作権使用料ついて説明します。 |
第5回 | 著作権管理団体について。JASRACとNexToneに関する講義。 |
第6回 | 作詞作曲家の権利についての講義。 |
第7回 | 中間試験 関心のあるアーティスト等コンテンツの具体的なプロモーション計画とそれに関わる費用についてのプランニング提出 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
提出物により理解度を測ります。 出席40% 試験40% 平常点20% | |
第8回 | ゲーム会社の現状についてディスカッション。 |
第9回 | テレビ業界のしくみについての講義。 |
第10回 | ラジオ業界のしくみについての講義。 |
第11回 | 出版業界の役割についての講義。 |
第12回 | 国内、海外の映画産業の歴史と現状について知る。 |
第13回 | 広告代理店の業務内容の説明。 |
第14回 | Google及びYouTube等動画サイトについてディスカッション。 |
第15回 | 期末試験 筆記試験、年間を通じた授業内容の中で、音源制作の基本行程に関する設問。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
レコード会社、レーベルとの印税関連。またプロダクションにおけるアーティストとの関係(金銭の分配も含む)に関する設問等を春期末テストより少し複雑にし、理解度を判断いたします。 出席40% 試験40% 平常点20% |