科目名 | サウンドデザイン理論Ⅰ |
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担当講師名 | 吉岡 俊一 |
学科 | 音響・映像・照明学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 2年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 講義 |
担当科目に関連する実務経歴
講師はエンジニア、プロデューサーとして音源制作を中心に、音楽ビジネス業界において海外と国内で20年以上の経験があります。マネージメント事務所の実務経験も10年あり。
授業内容
高品位のプロレベルの機材を揃えたスタジオにおいて実践的で、実習的な授業を展開。
音楽を作る上で必要な音響に関する知識や技術を基礎から応用理論までを解説、実習していきます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
音源制作において必要な音響理論の習得を目指します。
授業計画
第1回 | スタジオにおけるモニタリングの重要性について説明します。 |
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第2回 | マイク及びDIに関して解説。またその用途に関する説明を行います。 |
第3回 | ケーブルの種類とその役割について実践的に解説します。 |
第4回 | レコーディングにおけるモニタリングの実習。スピーカーに関しての解説を行います。 |
第5回 | レコーディングにおけるモニタリングの実習。位相に関して解説します。 |
第6回 | 実際に録音した音源を使って音楽制作ソフトのPro Tools上での編集作業を説明します。 |
第7回 | 中間試験 録音したボーカルや楽器の編集を行い、ミックス作業ができる前準備を完成させる。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
機材を含めたスタジオ設備や、音源制作におけるレコーディング作業の理解度を与えられた課題の作業内容から評価します。 出席:40% 平常点:40% 試験:20% | |
第8回 | ミキシングにおけるヘッドルームの重要性についての解説をします。 |
第9回 | ミキシングにおけるVCRの設定とその意味について解説します。 |
第10回 | コンプレッサーの効果と現代音楽におけるその影響について解説します。マスタリングの基礎理論の解説も行います。 |
第11回 | ①レコーディングを実際に行います。 |
第12回 | ②レコーディングを実際に行います。 |
第13回 | ①ミキシングの実習 位相による音像の変化に関して解説します。 |
第14回 | ②ミキシングの実習 ラージスピーカーとニアフィールドスピーカーの違いと用途について解説します。 |
第15回 | 期末試験 マルチトラック音源のミキシングを行います。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
ミキシングにおけるリスニングの重要性を正しく理解しているかを、実習を通して評価します。 出席:40% 平常点40% 試験:20% |