科目名 | 映像技術論 |
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担当講師名 | 植田 寛 |
学科 | 音響・映像・照明学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 2年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 講義 |
担当科目に関連する実務経歴
フリーディレクターとして、企画・演出・制作およびノンリニア編集の実務経験あり。
Master of Science in Global Information and Telecommunication Studies
授業内容
映像の制作エ程における「プロダクション(撮影)」及び「ポストプロダクション(編 集・MA)」の中で、”光”や”レンズ”の理解に始まり、入力された映像信号や編集時に加えるエフェクト処理。感情や臨場感を与える音楽・効果音・NA等を加える MA 作業(音声処理作業)などの基本技術を学んでいきます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
近年、映像は、放送や DVDパッケージなどの媒体だけではなく、SNS やインターネットを介した配信技術も普及し、広くスマホや等のモバイル端末でも活用されるようになり、多様化・高度化の一途をたどっています。この進化に的確に対応できる知識・スキルを習得し、新しい時代の映像を支える事を目標とする。
授業計画
第1回 | 映像信号 ”ビデオと TV 放送フォーマット等 (教科書 p14-19)Y・C 信号の理解他 |
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第2回 | モニター ”デジタル放送フォーマット等(p20-27)フル HD・4K・8K” |
第3回 | 映像に関わる PC 基礎 ”インターネット放送の仕組等(p27-35)ストリーミング放送の実際” |
第4回 | 映像データ処理 ”圧縮とコーデック及び動画形式等(p40-47)解像度・圧縮形式の理解” |
第5回 | カメラ内部信号処理 ”4 2 2 と 4 4 4 の比較等(p72-77)コンポジット・コンポーネント” |
第6回 | 照明基礎知識 ”可視光線、色温度等(p84-89)コンバージョンの使用方法” |
第7回 | 中間試験 ペーパー試験 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
・映像信号の基礎・編集技術の基礎・デジタル映像信号の規格・各種 VTR フォーマット ・放送の基礎・編集機器、周辺機器について・映像信号の測定、管理について ・撮影技術の基礎等の確認 出席 20%平常点 10%試験 70% | |
第8回 | AE 基礎①インターフェイス ”After Effects 基本的なショートカット等の理解” |
第9回 | AE 基礎②コンポジション作成 ”After Effects コンポジション作成、フレームレート適性設定” |
第10回 | AE 基礎③タイムラインについて ”タイムラインとキーフレームアニメーション原理” |
第11回 | AE 基礎④モーションスケッチ”モーションスケッチ、時間伸縮、タイムリマップ” |
第12回 | AE 基礎⑤プレビューとレンダリング ”プレビュー&レンダリング設定” |
第13回 | AE 基礎⑥レイヤーの活用”レイヤー活用、プリコンポーズ” |
第14回 | AE 基礎⑦オリジナルムービングロゴ制作 ”同Q まとめ作業としての各自ロゴ作成” |
第15回 | 期末試験 ”実技試験(作品提出)及びペーパー試験” |
期末試験評価方法・評価基準 | |
AE の基本中の基本からはじめて、動画の簡単なエフェクトやタイトルモーションを使用したオープニングテロップ等の作成ができるか確認する。 出席 20% 平常点 10% 試験 70% |