2023年度シラバス

尚美ミュージックカレッジ専門学校

科目名室内楽Ⅲ
担当講師名多田 逸左久
学科管弦打楽器学科
コース
専攻楽器グレード等木管五重奏
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、フリーランサーとして様々なジャンルで演奏・指導経験を積んでいます。室内楽の分野においては、とりわけ木管三重奏で、多くの本邦初演を含む実績があります。

授業内容

管楽器演奏家として、カヴァーしなければならないジャンルは多種多様ですが、その一つに木管五重奏が挙げられます。本講座では、数多の木管五重奏曲の中から、ベーシックかつエポックの異なる作品をセレクトして演習します。Ⅰ・Ⅱクォーターでは、主として19世紀終わり頃までの作品に取り組みますが、状況に応じて適宜入れ替える可能性もあります。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

一年間の演習を通して、個々の演奏技能を磨きながらアンサンブル技法の基本を学修し、演習した作品を着実にレパートリーにすることを目標にします。
受講に当たっては、予習及び復習が求められます。

授業計画

第1回ガイダンス/一年間の授業指針を説明→ハイドン(1)/嬉遊曲 第1・2楽章
第2回ハイドン(2)/嬉遊曲 第3・4楽章
第3回ダンツィ(1)/木管五重奏曲 変ロ長調 第1楽章
第4回ダンツィ(2)/木管五重奏曲 変ロ長調 第2楽章
第5回ダンツィ(3)/木管五重奏曲 変ロ長調 第3楽章
第6回ダンツィ(4)/木管五重奏曲 変ロ長調 第4楽章
第7回Ⅰクォーターの総括/授業内発表会
中間試験評価方法・評価基準
出席率(50%)・平常点(10%)・実技試験(40%)を目安に、総合的に評価します。
第8回ライヒャ(1)/ライヒャ: 木管五重奏曲 変ホ長調 第1楽章
第9回ライヒャ(2)/ライヒャ: 木管五重奏曲 変ホ長調 第2楽章
第10回ライヒャ(3)/ライヒャ: 木管五重奏曲 変ホ長調 第3楽章
第11回ライヒャ(4)/ライヒャ: 木管五重奏曲 変ホ長調 第4楽章
第12回タファネル(1)/タファネル: 木管五重奏曲 Ⅰ
第13回タファネル(2)/タファネル: 木管五重奏曲 Ⅱ
第14回タファネル(3)/タファネル: 木管五重奏曲 Ⅲ
第15回Ⅱクォーターの総括/授業内発表会
期末試験評価方法・評価基準
「継続は力なり!」
出席率を重視し、平常点(受講姿勢)と演習の実践への反映度を総合的に評価します。

特記事項

到達目標の項にも掲げた通り、予習・復習が重要です。