| 科目名 | 音楽理論Ⅲ |
|---|---|
| 担当講師名 | 隼田 義博 |
| 学科 | アレンジ・作曲学科 |
| コース | |
| 専攻/楽器/グレード等 | 全専攻 |
| 年次 | 2年次 |
| 学期 | 春学期 |
| 授業の形態 | 講義 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は複数の音楽出版社の作曲家として、テレビやトレイラーをはじめ様々なメディア用音楽制作の実務経験を持ちます。
授業内容
様々な既存曲の分析を通して、1年次に学習した内容を総合的に復習しつつ音楽理論の応用力をみがいていきます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
ダイアトニック/ノンダイアトニック・コードおよびスケールに関する理解と、既存曲そして自作曲をメロディそしてコード進行の視点から正しく分析できることを目標とします。
授業計画
| 第1回 | 調・音階・和音の基本的な理解度を確認します。 |
|---|---|
| 第2回 | メジャーキーのダイアトニックコードの仕組み、用例、コードスケールを確認します。 |
| 第3回 | マイナーキーのダイアトニックコードの仕組み、用例、コードスケールを確認します。 |
| 第4回 | セカンダリドミナントの仕組み、用例、コードスケールを確認します。 |
| 第5回 | Dim7thの仕組み、用例、コードスケールを確認します。 |
| 第6回 | モーダルインターチェンジによる借用和音の仕組み、用例、コードスケールを確認します。 |
| 第7回 | 中間試験:既存曲の分析などを試験としておこないます。 |
| 中間試験評価方法・評価基準 | |
| 筆記試験を行います。学習したコード、スケール、用法等に関する理解度を評価します。出席:30% 平常点:30% 試験:40%※遅刻は素点から減点となります。 | |
| 第8回 | トライトーンSubⅤ7の仕組み、用例、コードスケールを確認します。 |
| 第9回 | 転調の様々なパターンと効果的な用例を確認します。 |
| 第10回 | バート・バカラックのハーモニー① メロディの効果的な演出を考察します。 |
| 第11回 | バート・バカラックのハーモニー② 転調、非機能的なコード進行の用例を考察します。 |
| 第12回 | スティービー・ワンダーのハーモニー① Ⅱ-Ⅴの用例を考察します。 |
| 第13回 | スティービー・ワンダーのハーモニー② SubⅤ7の用例を考察します。 |
| 第14回 | スティービー・ワンダーのハーモニー③ モーダルインターチェンジによる借用和音の用例を考察します。 |
| 第15回 | 期末試験:既存曲の分析などを試験としておこないます。 |
| 期末試験評価方法・評価基準 | |
| 筆記試験を行います。学習したコード、スケール、用法等に関する理解度を評価します。出席:30% 平常点:30% 試験:40%※遅刻は素点から減点となります。 | |
特記事項
1年次に使用したテキスト(ポピュラー音楽基礎理論)、筆記用具、五線譜を用意して授業にのぞんでください。