| 科目名 | ゲームミュージックゼミB |
|---|---|
| 担当講師名 | 多田 彰文 |
| 学科 | アレンジ・作曲学科 |
| コース | |
| 専攻/楽器/グレード等 | 映像音楽専攻・選択 |
| 年次 | 2年次 |
| 学期 | 春学期 |
| 授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師はゲームBGM、アニメ劇伴曲、歌楽曲、CM曲などに実務経験があります。
授業内容
2年次春学期から始まる授業です。1年次から継続してBGM制作と音響制作の2本立てで学んでいきます。とくに日頃あいまいになりがちな音響用語や各プラグインのパラメーターの意味を確かなものにしていきます。さらにそれらの集大成としてひとつのコンセプトの下、全員の作品が収録された企画・制作物を作ります。例年ではYouTubeチャンネルの設立と映像音楽作品の公開などがされています。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
就職活動、業界へのプレゼンテーション資料のひとつとして各々が自信を持って提示出来る楽曲を作ることがまずひとつの目標です。さらに音響制作の現場で即戦力として活躍できるために必要とされるであろう確かな知識、技術の習得を目標とします。
授業計画
| 第1回 | 音響用語、音の三要素、周波数、位相、音圧、サンプリングレート、ビットデプスなどについて |
|---|---|
| 第2回 | コンプレッサー、リミッターのパラメーターについて、さらになぜそれらが必要とされるかについて |
| 第3回 | イコライザーのパラメーターについて、さらになぜそれらが必要とされるかについて |
| 第4回 | シンセサイザーのパラメーターについて |
| 第5回 | SE,MEの作り方について |
| 第6回 | 制作課題1 設定されたゲーム上の画面に対してのBGM(SE付き)制作課題の制作と発表 |
| 第7回 | 制作課題2 設定されたシナリオ(文章)に対しての音楽の制作と発表 |
| 中間試験評価方法・評価基準 | |
| 出席30% 平常点30% 試験40% 試験については課題楽曲の完成度、クォリティーを評価の対象とします。平常点は授業時、勉学に向かう姿勢と意欲を評価の対象とします。※遅刻は素点から減点となります。 | |
| 第8回 | 制作物の企画のコンセプト、担当楽曲、制作スケジュール等の会議 |
| 第9回 | デモテイクの提出 楽曲の方向性、モチーフ、構成、楽器編成などの提示 |
| 第10回 | リテイクの提出 完成に向けた計画性、期待感の提示 |
| 第11回 | 制作物に必要なデザイン、文字資料について |
| 第12回 | 制作物に利用できる映像素材の収集と編集 |
| 第13回 | 学生間でのスキル共有、積極的な情報交換の場として |
| 第14回 | 完成稿の提出と発表。それらのマスタリング作業 |
| 第15回 | 制作物の完成と作品の発表 |
| 期末試験評価方法・評価基準 | |
| 制作物の完成を以って試験とし、提供楽曲のクォリティーと企画制作への貢献度を評価の対象とします。出席30% 平常点30% 試験40% 平常点は授業時、勉学に向かう姿勢と意欲を評価の対象とします。※遅刻は素点から減点となります。 | |