| 科目名 | アドバンスドテクニックⅠ |
|---|---|
| 担当講師名 | 横山 和明 |
| 学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
| コース | ジャズ・ポピュラーコース |
| 専攻/楽器/グレード等 | ドラムス |
| 年次 | 3年次 |
| 学期 | 春学期 |
| 授業の形態 | 実技 |
担当科目に関連する実務経歴
講師はジャズミュージシャンとしての活動を主軸に、様々なライブ、コンサート、レコーディングの現場での実務経験が有ります。
授業内容
ジャズ、並びにジャズと関わりの深い音楽におけるドラムという楽器の在り方を、音楽と楽器の進化の過程に触れつつ掘り下げる。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
奏法やスタイルとして今日では当たり前とされている物事の成り立ちを理解すると同時に、歴史と現代におけるニーズの繋がりを整理しながら考えていき、各々の表現の幅を広げる為のヒントとする。
授業計画
| 第1回 | ドラムセットの歴史と、その背景に有る音楽の進化と変遷 |
|---|---|
| 第2回 | オープンロール/クローズドロール、ロール系ルーディメンツ |
| 第3回 | ニューオーリンズスタイル(シミービート、セカンドライン、ビッグ4) |
| 第4回 | フラム系ルーディメンツを用いたストロークの確認、定型ライドパターン、刻み方のヴァリエーション |
| 第5回 | フェザリングの歴史、奏法の解説 |
| 第6回 | コンピングとフィルインの違い、コンピングのアイディア、アンサンブルに彩りや立体感を与えるには |
| 第7回 | 中間試験 このクォーターで学んだスタイルの実演 |
| 中間試験評価方法・評価基準 | |
| 出席率:20% 平常点:30% 試験:50% | |
| 第8回 | シャッフル、ジャズはいかにしてロックンロールとファンクになったのか |
| 第9回 | チューニング、音作り、楽器選び |
| 第10回 | アフロキューバン(クラーべの概念、6/8→4/4、基本のパターン) |
| 第11回 | ブラジリアン(パルチードアウト、サンバと3連、ボサノヴァ) |
| 第12回 | ソロの組み立て方、メロディーを歌うという事 |
| 第13回 | R&B/ソウル/ファンク系のグルーヴ、ハイハットの刻み方、ゴーストノート |
| 第14回 | ジャズにおける現代的アプローチ、ビバップ以降の動き |
| 第15回 | 期末試験 このクォーターで学んだスタイルの実演 |
| 期末試験評価方法・評価基準 | |
| 出席率:20% 平常点:30% 試験:50% | |