| 科目名 | クラシック演奏法研究Ⅲ |
|---|---|
| 担当講師名 | 岡野 勇仁 |
| 学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
| コース | ピアノコース |
| 専攻/楽器/グレード等 | ピアノ |
| 年次 | 2年次 |
| 学期 | 春学期 |
| 授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
ロマン派音楽のコンサート活動実績があり、音楽史に関する研究もおこなっています。
授業内容
ロマン派ピアノ作品を中心に、その様式感や演奏技法を学びます。作曲家の生きざまや時代背景を知ることで、ロマン派作品の理解を深め、学生それぞれの豊かな表現力を育てていきます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
授業内で学んだ事を元に、譜読み[読譜力]から本番までのプロセスを自身でしっかり考えられ、そして本番で多彩で豊かな音楽を表現でき、伝えられるピアニストになる事を目標とします。
授業計画
| 第1回 | ロマン派への流れ 1年時に学んだバロック・古典時代の復習・確認をした上で、どのようにロマン派へと引継がれていくかを学びます。 |
|---|---|
| 第2回 | ショパン(1) ショパンの生涯を把握し、その生きざまがどのように作品に影響しているのかを学びます。ピアノ協奏曲など |
| 第3回 | ショパン(2) ショパンの作品を分析・演奏を通して学んでいきます。ワルツ・マズルカ・ポロネーズ |
| 第4回 | ショパン(3) ショパンの作品を分析・演奏を通して学んでいきます。即興曲・バラード・スケルツォ |
| 第5回 | ショパン(4) ショパンの作品を分析・演奏を通して学んでいきます。前奏曲など |
| 第6回 | ヴィルトゥオ―ゾ・リスト リストの生涯を把握し、ヴィルトゥオ―ゾ作品の演奏法、又リストの音楽界への功績やオーケストラ作品についても学びます。 |
| 第7回 | 試験 授業で指定した試験用課題曲を演奏。授業内容についての口頭試問。作曲家の様式や思想を理解しているかを評価します。 |
| 中間試験評価方法・評価基準 | |
| 出席と授業内容の理解度により評価します。試験50%、出席30%、平常点20% | |
| 第8回 | シューマン(1) シューマンの生涯を把握し、ピアノ作品の分析・演奏法の研究をおこないます。 |
| 第9回 | シューマン(2) シューマンのピアノ作品の分析・演奏法の研究の第2回目。 |
| 第10回 | シューマン⑶ シューマンの歌曲、協奏曲、室内楽の分析をおこないます。 |
| 第11回 | メンデルスゾーン メンデルスゾーンの生涯を把握し、その生きざまがどのように作品に影響をしているかを学びます。 |
| 第12回 | ブラームス(1) ブラームスの生涯を把握し、ピアノ作品の分析・演奏法の研究をおこないます。 |
| 第13回 | ブラームス(2) ブラームスのピアノ作品の分析・演奏法の研究の第2回目。 |
| 第14回 | ブラームス(3) ブラームスの協奏曲、室内楽、交響曲の分析をおこないます。 |
| 第15回 | 試験 授業で指定した試験用課題曲を演奏。授業内容についての口頭試問。作曲家の様式や思想を理解しているかを評価します。 |
| 期末試験評価方法・評価基準 | |
| 出席と授業内容の理解度により評価します。試験50%、出席30%、平常点20% | |