| 科目名 | クラシック・レパートリー研究Ⅲ |
|---|---|
| 担当講師名 | 小野 哲也 |
| 学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
| コース | ピアノコース |
| 専攻/楽器/グレード等 | ピアノ |
| 年次 | 4年次 |
| 学期 | 春学期 |
| 授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は主にクラシックピアニストとしての演奏活動経験を持ちます。
授業内容
ピアノ音楽の幅広いレパートリーの中から、演奏を通じて表現すべきことを各々見つけ出します。春学期は、20世紀から現在までのピアノ作品を学びます。学期の後半では、受講生の皆さんが各々テーマを設定し、19世紀末までと20世紀後半以降の作品を1曲ずつ(計2曲)を選び、演奏します。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
様々な地域や思想から生み出された音楽作品を特徴を学び、それを演奏表現に活かせる様にします。学期の後半は、各自テーマを設定することで時代や民族を超えて共通する内容を見つけていき、独自でプログラム作りをする能力をつけていきます。
授業計画
| 第1回 | 20世紀か~現在までのピアノ作品群からの課題曲を紹介します。 |
|---|---|
| 第2回 | 20世紀のピアノ作品群に触れ、その音楽的特徴を学びます。 |
| 第3回 | 20~21世紀のピアノ作品群に触れ、その音楽的特徴を学びます。 |
| 第4回 | 課題曲のレッスン① 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。 |
| 第5回 | 課題曲のレッスン② 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。 |
| 第6回 | 課題曲のレッスン③ 現代の音楽について、復習もします。 |
| 第7回 | 中間試験:課題曲を演奏します。 |
| 中間試験評価方法・評価基準 | |
| 試験の演奏では、表現意欲や実現力を重視して評価します。出席率:40% 試験:60% | |
| 第8回 | 明治時代以降、日本はどのように西洋クラシック音楽を受け入れていったかを作品に触れて学びます。日本の現代音楽の発展を作品に触れて学び、私たち自身との関係を考えます。 |
| 第9回 | 日本の現代音楽の発展を作品に触れて学び、私たち自身との関係を考えます。 |
| 第10回 | 受講生の皆さんが選んだ2曲について、各自設定したテーマを含めて発表します。 |
| 第11回 | 課題曲のレッスン① 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。 |
| 第12回 | 課題曲のレッスン② 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。 |
| 第13回 | 課題曲のレッスン③ 課題曲以外の視聴・試奏も並行します。 |
| 第14回 | 課題曲のレッスン④ 各々の課題の曲目解説(2曲合計400字前後)も提出します。 |
| 第15回 | 期末試験:課題曲を演奏します。 |
| 期末試験評価方法・評価基準 | |
| 試験では、テーマ設定や演奏の創造性を重視して評価します。出席率:40% 試験:60% | |