科目名 | インプロヴィゼーションⅠ |
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担当講師名 | 山本 裕之 |
学科 | ジャズ・ポピュラー学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | ベース |
年次 | 1年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
ジャズピアニスト山中千尋のTrioベーシストとしてNHK総合「あさイチ」、テレビ朝日『題名のない音楽会」、BSジャパン「おんがく交差点」等に出演。多くのジャズライブ、レコーディングに参加している
授業内容
ジャズ・スタンダードを題材に、 walking bass、Bass lineの作り方を学びます。
前半は12小節Bluesの様々なコード進行 、Minor Blues、4度進行の曲(Autumn leaves等)を題材に様々なアプローチを学びます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
題材にしたジャズ・スタンダードを実際に演奏して、ルート音、コードトーン、ダイアトニックノート、アプローチノートを使ったBass lineや、裏コードを想定したwalking bassの組み立て方をインプットする事を目標とします。
授業計画
第1回 | 12小節Bluesを題材に、ルート音~コードトーンでwalking bassの組み立て方を学びます。 |
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第2回 | Bluesを題材に、ダイアトニック~アプローチノートでwalking bassの組み立て方を学びます。 |
第3回 | コードトーン、ダイアトニック、アプローチノートを使ってwalking bassを実際に演奏します。 |
第4回 | セカンダリードミナントや、ターンアラウンドが発生したBluesや、Blues for alice等 |
第5回 | 12小節Bluesで学んだwalking bassを実際に演奏して、アウトプットしていきます。 |
第6回 | 12小節Bluesを様々なKey(F.B♭.C.E♭等)で分析、セッションして理解を深めます。 |
第7回 | 試験。様々なバリエーション、アプローチでスムーズにBass lineが作れることを評価のポイントとします。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
Bluesを題材に、様々なバリエーションのwalking bassを実際の演奏でアウトプットできること。及び授業での取り組み、出席率で評価します。評価項目(試験結果40%、平常点30%、出席30%) | |
第8回 | ダイアトニックコード |
第9回 | ダイアトニックスケール |
第10回 | ペンタトニックスケール |
第11回 | メジャーキーのツーファイブ進行 |
第12回 | マイナーキーのツーファイブ進行 循環コード進行 |
第13回 | メジャー、マイナーBlues Scalesのアプローチをどのように使うと効果的かを学びます。 |
第14回 | 12小節Jazz Bluesの様々なコード進行や、Turn aroundをアナライズしていきます。 |
第15回 | 試験 Jazz BluesのⅡ-ⅤやTurn aroundに焦点を当てて、実際に演奏していきます。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
演奏内容(スムーズにBass lineを作れること、ブルージーなアプローチ、Ⅱ-ⅤでSoloが作れること)及び授業での取り組みで評価します。連動性のある内容なので、出席も重視します。試験結果40%、平常点30%、出席30% |