| 科目名 | ジャズセオリーⅣ |
|---|---|
| 担当講師名 | 寺屋 ナオ |
| 学科 | ジャズ・ポピュラー学科 |
| コース | |
| 専攻/楽器/グレード等 | 全専攻 |
| 年次 | 2年次 |
| 学期 | 秋学期 |
| 授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師はギター奏者としての演奏活動、作編曲家としての作編曲提供の実務経験を持ちます。
授業内容
この科目では、音程、和音、和音の進行や和音の機能、和音と音階の関係について学 んでいきます。
3Qでは和音と音階の関係性を、4Qでは音階の中から派生する、上声部 三和音(Upper structure triad)を学んでいきます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
3Qでは、各和音の機能とその音階、そしてそこから導き出されるテンションノートを 理解することが目標です。4Qでは様々は音階から導き出される、上声部三和音を理解 することが目標です。
授業計画
| 第1回 | 音程について復習し、available note scaleの設定の仕方、avoid Noteの設定について学びます。 |
|---|---|
| 第2回 | Major KeyのDiatonic chordに関連するavailable note scaleについて学びます。 |
| 第3回 | Major KeyのSecondary Dominantに関連するavailable note scaleについて学びます。 |
| 第4回 | Minor KeyのDiatonic chordに関連するavailable note scaleについて学びます。 |
| 第5回 | Minor KeyのSecondary Dominantに関連するavailable note scaleについて学びます。 |
| 第6回 | Sub V7のScale及び、altered scale、Diminished scale(H-W)、Whole tone scale、など7th chordのscaleについて学びます。 |
| 第7回 | 3Qの授業を踏まえた内容の筆記試験を実施します。 |
| 中間試験評価方法・評価基準 | |
| 筆記試験を実施します。 連続性の高い授業なので出席を重視し、採点、評価します。 出席:60% 筆記試験:40% | |
| 第8回 | Major keyのModal interchange chordのavailable note scaleについて学びます。 |
| 第9回 | Minor keyのModal interchange chordのavailable note scaleについて学びます。 |
| 第10回 | Diminished chordのscaleについて学びます。 |
| 第11回 | 調性は関係ないChord type別のscale、Chord scaleについて学びます。 |
| 第12回 | スケール内の音の組み合わせによる上部三和音(Upper structure triad)の基本コンセプトについて学びます。 |
| 第13回 | chord type別に、様々なスケールのUpper structure triadを学びます。 |
| 第14回 | コード進行上でのUpper structure triadの連結を学びます。 |
| 第15回 | 1年間の授業を踏まえた内容の筆記試験を実施します。 |
| 期末試験評価方法・評価基準 | |
| 筆記試験を実施します。 連続性の高い授業なので出席を重視し、採点、評価します。 出席:60% 筆記試験:40% | |
特記事項
遠隔(オンライン)での授業の特性上、各授業毎の課題の提出が出席に代わるものとなりま す。各課題の提出などにおいて、電子機器(タブレットやスタイラスペン)の使用を推奨します。
参考図書としては、下記をお勧めしています。
「ポピュラー音楽理論」 北川祐 著 リットーミュージック