科目名 | 音楽コンテンツ制作 |
---|---|
担当講師名 | 佐伯 進 |
学科 | ミュージックビジネス学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 1年次 |
学期 | 春学期、秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は音楽業界誌記者を経て構成作家・ラジオDJになり、地元関西で番組を持ち、「オールナイトニッポン」をはじめNACK5、FM名古屋、FM富士、レディオベリー、Kmixなどで番組を持つ。現在もFM大阪でパーソナリティーとして活動。
授業内容
この科目は「放送」を前提としながら音楽番組の企画・構成・演出できる技術の習得を目的とし、その根底にあるコミュニケーション術を学ぶ授業です。放送業界に限らず社会で必要される、話す・書く・企画を「音楽番組」を素材にして学習します。今年度はコロナ禍前まで行っていたProToolsでの番組編集シミュレーション作業の実施を再開します。
ProToolsでの実際の編集作業を目の前で見せることで、各スキルの必要性を提示。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
放送メディアの特質を理解して音楽コンテンツの企画・構成・演出・制作が出来る人材の育成を行います
授業計画
第1回 | 授業に関してのオリエンテーションと自身について知る自己診断 |
---|---|
第2回 | うまく話す、伝えることの重要性について(前半・授業頭に自己ニュースの発表) |
第3回 | 現代のコミュニケ―ション・ツールとSNSを含めた「音楽番組」について |
第4回 | 音楽番組分析(実際に放送されている音楽番組の構成を分析) |
第5回 | 放送局の歴史(紙のメディアから電波メディア、そしてSNS拡大へ) |
第6回 | 放送局の仕組(放送におけるCM、その他の収益について) |
第7回 | 試験(筆記試験) |
中間試験評価方法・評価基準 | |
授業毎に「自身のニュース」を発表するなど、うまく伝えることへの創意工夫と放送についての理解度を評価。試験(レポート)と平常点(出席・授業内課題等)で評価 | |
第8回 | 音楽番組企画①(音楽情報番組の企画を考えるための基礎、音楽番組について説明) |
第9回 | 番組企画書制作②(音楽番組企画書制作のシミュレーション。企画書の書き方など) |
第10回 | 番組企画書制作③(台本制作とCUEシートを作る) |
第11回 | 番組企画書制作④ (チーム3班を作り、番組の録音方法、ProToolsの概要説明) |
第12回 | 番組制作①(選抜チームで音声と楽曲を録音したものをProTools取り込む) |
第13回 | 番組制作②(編集作業のシミューションを行い、短編の番組を発表。★編集は講師) |
第14回 | 試験(番組企画書を提出と小論文で評価を行う) |
第15回 | 総括(音源が企画書、Qシート、台本に沿っているか確認) |
期末試験評価方法・評価基準 | |
実際の編集作業に対しての理解度。また音楽コンテンツの企画書を制作することにより、音楽業界とメディアのつながりを理解し、ユニークなオリジナリティーある番組企画書、Qシート、台本に沿って制作できているかを評価のポイントとする。加えて平常点(出席・授業内での課題等)で評価。 |