科目名 | プリプロダクションⅡ |
---|---|
担当講師名 | 遠藤 淳也 |
学科 | プロミュージシャン学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | ギター・ベース・ドラム・キーボード |
年次 | 1年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
(株)Plick Pluck所属レコーディングエンジニア。自社のスタジオを中心に活動。安室奈美恵、ポルノグラフィティ、CHEMISTRY、CRYSTAL KAY、平井堅、 郷ひろみ、BoA、SOULd OUT、DefTech、BENNIE K、CRAZY KEN BAND、 西野カナ、三浦大知、ミオヤマザキ、ReoNa、神崎エルザ、FES☆TIVE、 Awesome City Club、湘南乃風、森カリオペ、超特急、TiU等のRecording&Mixingを手掛けてきた実務実績を持つ。
授業内容
プレイヤーとしてのレコーディングの精度を高めてもらいつつ、宅録、自己発信を念頭においてDAWとオーディオインターフェースを使ったパーソナルなレコーディングのスタイルも解説していきます。またレコーディング後の工程(ミックス、マスタリング)についても解説、音楽制作の全行程を解説して行きます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
実際のプロの現場で恥ずかしくない仕事が出来ること、及び自己発信のクオリティやその重要性の意識を高めてもらうことを目指します。ミックス、マスタリングの需要性も理解し、音楽家としてのトータルの能力向上を目指します。
授業計画
第1回 | 宅録や自分達でのレコーディングを念頭においたDAWとオーディオインターフェースの使い方を解説します。 |
---|---|
第2回 | ブースのみを使い、PCとオーディオインターフェースを自分達で操作しての録音、再生① |
第3回 | ブースのみを使い、PCとオーディオインターフェースを自分達で操作しての録音、再生②マイキングも解説。 |
第4回 | ブースのみを使い、PCとオーディオインターフェースを自分達で操作しての録音、再生③ラインレコーディングの有用性を理解してもらいます。 |
第5回 | 課題曲3のレコーディング①クリックに合わせることを重視して行きます。 |
第6回 | 課題曲3のレコーディング②クリックに合わせることを重視して行きます。 |
第7回 | 課題曲3のレコーディング③クリックに合わせることを重視して行きます。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
自分達でDAWとオーディオインターフェースを使った録音スタイルで学んだことのレポートを提出してもらいます。出席40%、定常点40%、試験20%で算出します。 | |
第8回 | レコーディングから先に何が行われているかを学んで行きます。ミックスとは何か、及びその重要性や基本的な技術の解説。 |
第9回 | 音楽制作の最終工程、マスタリングの必要性や実際の基本的なやり方を解説します。自分の作品のグレードアップを目指します。 |
第10回 | 課題曲4のレコーディング①ここからは細かい音作りを解説していきます。ドラムのチューニング&ミュート、ギターアンプの使いこなし、ベースのラインとアンプの混ぜ方など |
第11回 | 課題曲4のレコーディング②ここからは細かい音作りを解説していきます。ドラムのチューニング&ミュート、ギターアンプの使いこなし、ベースのラインとアンプの混ぜ方など |
第12回 | 課題曲4のレコーディング③ここからは細かい音作りを解説していきます。ドラムのチューニング&ミュート、ギターアンプの使いこなし、ベースのラインとアンプの混ぜ方など |
第13回 | 課題曲4のレコーディング④全体のまとめ。総合力の高い録音を目指します。 |
第14回 | 実施試験。録音物の提出① |
第15回 | 実施試験。録音物の提出② |
期末試験評価方法・評価基準 | |
レコーディングの現場で何が行われているかの把握、自分でもクオリティの高い作品を発信するだけの基本テクニック、そしてクオリティの高い演奏、録音が出来ているかを総合的に評価します。出席40%、平常点30%、試験30%で算出します。 |